ブラボー砦の脱出

劇場公開日:

解説

ニコラス・ネイファック製作のアンスコカラー色彩の西部劇。1953年作品。フィリップ・ロックとマイケル・ペイト合作のストーリーを「荒原の疾走」のフランク・フェントンが脚色、わが国初登場のジョン・スタージェスが監督した。撮影は「モガンボ」のロバート・サーティース、音楽はジェフ・アレグザンダー。「第17捕虜収容所」のウィリアム・ホールデンと「探偵物語」のエレノア・パーカーが主演し、新人ジョン・フォーサイス、「恋は青空の下」のウィリアム・デマレスト、「破局」のウィリアム・キャンベル、ジョン・ラプトン、ポリー・バーゲンなどが出演。

1953年製作/アメリカ
原題または英題:Escape from Fort Bravo
配給:MGM映画会社
劇場公開日:1954年4月29日

ストーリー

南北戦争酣わの1863年、ブラヴォ砦には小数の守備隊員と一群の南軍捕虜がいた。ある日、部下を率いて巡戒中のロウパー大尉(ウィリアム・ホールデン)は、インディアンに襲われる駅馬車を救った。それには砦のオウエンス隊長の娘アリスを訪れる途中のカーラ・フォレスター(エレノア・パーカー)がのっていた。彼女の美しさにロウパーは心を動かされたが、実は、彼女は、アリス訪問を口実に、砦に南軍の捕虜として捕えられている許婚のマーシュ(ジョン・フォーサイス)を助けるべくやってきたのだ。彼女がロウパーに近づくのも、そのための手段だったがいつのまにかロウパーに好意を感じる自分をどうすることもできなかった。アリスとビーチャー大尉の結婚式の夜、ロウパーに求婚されたカーラは、困惑をおぼえながらも何とかごまかし、夜陰に乗じて、マーシュ、キャムベル、ヤング、ベイリーとともに砦から逃げ出した。翌朝、ロウパーは裏切られた心中の動揺をかくしながら部下とともに直ちに追跡に出た。ローズヴィルでは一行から脱落したベイリーを捕え、その夜、谷合いの水場でマーシュたちを捕まえた。一行がブラヴォ砦に帰る途中、インディアンが襲撃して来、運命は極まったかに見えた。インディアンに包囲されて2日目にはロウパーとカーラが残っただけであった。いよいよ最後というとき、1人だけ一行から離れて逃げたと思われたベイリーが守備隊を案内して駈つけてきた。2人は助った。

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