OK牧場の決斗

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

1881年に起きた実在の銃撃戦「OK牧場の決闘」を題材に、伝説の保安官ワイアット・アープと賭博師ドク・ホリデイの友情、そして悪党クラントン一家との戦いを描いた名作西部劇。酒とギャンブルに溺れる元歯科医のドク・ホリデイは、フォートグリフィンの酒場で町人たちにリンチされそうになったところを、ドッジシティの保安官ワイアット・アープに助けられる。ワイアットとドクの間には奇妙な友情が芽生え、ワイアットがドッジシティへ戻るとドクも恋人を連れて付いてくる。やがて賭博師ローラと恋に落ちたワイアットは、保安官を辞めて町を出ることを決意。そんな矢先、トゥームストーンの保安官であるワイアットの兄弟から、街を牛耳るクラントン一家との対立が激化したとの報せが届く。ワイアットを「地上より永遠に」のバート・ランカスター、ドクを「スパルタカス」のカーク・ダグラスが演じた。監督は、後に「荒野の七人」「大脱走」などを手掛けるジョン・スタージェス。

1956年製作/122分/アメリカ
原題:Gunfight at the O.K. Corral
配給:パラマウント
劇場公開日:1957年7月3日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第30回 アカデミー賞(1958年)

ノミネート

編集賞 ウォーレン・ロウ
音響録音賞  
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写真:Everett Collection/アフロ

映画レビュー

5.0講談「OK牧場の決斗」の一席

2023年10月7日
スマートフォンから投稿

史実とは大分違うようだが、話にメリハリがあって小気味良く、それがラストの迫力あるガンファイトに繋がる。
ワイアット・アープとドッグ・ホリデーのウイスキーを介したカラッとした友情が心地良いし、ワイアット兄弟とドッグがクラントン一派との決闘に向かう横並びの姿がカッコいい。「ワイルドバンチ」にもそんなシーンがあったな。全編に流れるフランキー・レーンの唄が耳に残る。
ジョン・スタージェス監督はこの作品に満足せず、後日談「墓石と決闘」を作ったんだね。
次いでだが、リー・バン・クリーフは初めの方で殺されちゃう。今見ると勿体ない。

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kurenohirono

4.5古くて新しい、全てがOKな西部劇

2023年8月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

まずカラー画像がキレイで荒涼とした西部の乾いた空気感がしっかり伝わります。
わかりやすいストーリーにわかりやすい挿入歌、加えて粋でカッコ良い2大スターの競演とくればそれで全てOKです。

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さばとら

4.5ドク・ホリデイ

2023年8月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

これまでに何度か観てきた作品。自分の中で西部劇というとこの作品が先ず思い浮かぶ。

冒頭に流れるテーマ曲を聴くだけで気分が盛り上がる。そしてカーク・ダグラスの演じるドク・ホリデイの格好良さに憧れを抱いていた事を思い出す。今観てもやっぱり格好良い。

改めて見ると、一本の映画の中に細かなストーリーが幾つも内包されていることに気付く。それらは掘り下げることなく軽く提示されるだけだ。しかし、それによって観る側が様々な事を思い描かされる。それによりワイアット・アープやドク・ホリデイの内面や時代的な背景を浮かび上がらせ、物語に深みも与えている。

改めて良く出来た作品であり、良い作品だなと感心させられた。

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komasa

4.0一度の義理に命もかける

2022年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

バートランカスターとカークダグラスのクールな男の友情というか、

義理人情というか、命をかけながらもサラッとしてる関係がいい。

一度の義理に命もかける

ラストの別れ方とか痺れるよね。派手さは何もない。

アメリカ映画はこういうところがうまいね。

ガッツ石松が「オッケー牧場」と言ってたのはこれなのね。

観れて良かった。

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藤崎敬太
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