ブハラ大公秘密の旅

劇場公開日:

解説

悲劇の運命の少女を主人公に大公の権力をめぐる争いそして少女への執着をダイナミックに描く抒情的なドラマ。監督はこれがデビューのファリド・ダヴレトシン、ガフール・グーラムの原作を基に脚本はボリス・サーコフ、撮影はユーリー・リュープシン、音楽はフェリクス・ヤノフ・ヤノフスキーが担当。出演はグリナラ・アブドゥラフマーノワ、イワン・アガフォノフほか。

1986年製作/ソ連
原題または英題:ТАЙНОЕ МУТЕШЕСТВИЕ ЗМИРА
配給:シネセゾン
劇場公開日:1990年10月20日

ストーリー

羊飼の娘ネタイ(グリナラ・アブドゥラフマーノワ)は13歳。家は貧しいが平和に暮らしていた彼女の容姿に目をとめたブハラ大公(イワン・アガフォノフ)は、彼女を自分のものにしたいと思うが果たせない。そして彼はロシア皇帝に会うため秘密の旅を始める。時は1911年、革命の間だった。大公はネタイの家付近の荒野で政敵から襲撃を受けた。ネタイの父母は殺され、彼女は孤児となるが、助けられる。一方娼婦宿を営むカラコゾフは大公がネタイに執心なのを知り、彼女を誘拐する。だが、ネタイは大公の妾になることを拒み、自ら娼館に火を放って死ぬのだった。

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