葡萄酒色の人生 ロートレック

劇場公開日:

解説

19世紀末のフランスの画家、ロートレックの生涯を描いた人間ドラマ。監督・脚本は「ルイ、少年王」のロジェ・プランション。製作は「ヨーロッパ、ヨーロッパ」のマルガレート・メネゴズ。撮影はジェラール・シモン。音楽は「グラン・マスクの男」のジャン・ピエール・フケイ。美術は「プロヴァンスの恋」ジャック・ルクセル。衣裳はピエール・ジャン・ラロック。主演は「ルイ、少年王」のレジス・ロワイエ、「恋人たちのポートレート」のエルザ・ジルベルシュータイン、共演は「女優マルキーズ」のアネモーネほか。

1998年製作/128分/フランス
原題または英題:Lautrec
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1999年9月3日

ストーリー

1864年、南フランスのトゥールズで名門ロートレック家の長男が産まれた。画家ロートレックの誕生である。アンリと名付けられたその子はすくすくと育つが、15歳のときの骨折が原因で、足の成長が止まってしまう。アンリ(レジス・ロワイエ)はやがて好きな絵の才能を伸ばすため、パリのアトリエで学びはじめる。やがてモンマルトルのキャバレー、ムーラン・ルージュに通いつめるようになり、尊敬するドガ(ヴィクトール・ガリヴィエ)にも認められてますます絵にのめりこむ。ある日、アンリは行き付けのバーで激しく口論する女性を見かける。彼女こそルノワール、ドガなどのモデルをつとめ、自らも絵筆をとるシュザンヌ(エルザ・ジルベルシュタイン)だった。彼女はのちの画家ユトリロを私生児として産み、貧しい生活に耐えていた。アンリとシュザンヌの激しい恋が始まる。そんな中でアンリたちが出会ったのがヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(カレル・ヴァンジェールオエ)だった。アンリはゴッホの才能を絶賛、だがゴッホは成功を待たず自殺してしまう。アンリとシュザンヌもやがて仲たがいするようになり、彼女はアンリの元を去る。ますます酒と女に溺れるようになったアンリは梅毒とアル中に冒される。母の住む城に戻ったアンリは美しい海の夢を見ながら、36年の葡萄酒色の人生の幕を閉じたのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0梅毒

2019年1月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 雰囲気がどことなくロビン・ウィリアムズに似ている。パリの学校では、童貞だったため、モデルがそのまま筆おろし。美術館の絵画の前で自慰にふけるベルナール。内容はかなりコミカルだった。  モンマルトの酒場やムーランルージュに通いつめるが、ある日モデルのシュザンヌと運命的な出会いをするが、彼女は自らも筆をとるルトワールのモデルだったのだ。途中で、鬱屈した細面の男が出てきたと思ったら、ゴッホだった。似てる・・・  当時は、梅毒って大変な病気だったんだとあらためて感じました。う~む、なんと言えばいいのか・・・

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kossy