豚が井戸に落ちた日

劇場公開日:

解説

大都会・ソウルの片隅で生きる4人の男女の殺伐たる生き様を抑制のきいたタッチで描いたシリアス・ドラマ。監督は、米国の大学で映画を学び、テレビのドキュメンタリー『作家と話題作』(日本未放映)で注目された新人のホン・サンスで、本作がデビュー作。脚本はク・ヒョソの原作を基に、設定部分のみ借用して4人の脚本家とホンが執筆。製作はイ・ウソク、撮影はチョ・トングァン、音楽はオク・キルスン、美術はチョ・ユンサム、編集はパク・コクチ、衣裳はクオン・ジョンヒョン。出演は韓国の社会派演劇で活躍するキム・ウィソン、「外人球団」などの人気女優イ・ウンギョン、『コクチタン』(日本未公開)のパク・ジンシン、新進女優のチョ・ウンスク。

1996年製作/113分/韓国
原題または英題:The Day a Pig Fell into the Well
配給:パンドラ
劇場公開日:1997年6月21日

ストーリー

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4

(C)Lee Woo Seok, Lee Sang Seok, Hwang Yong Gap.

映画レビュー

4.0本当に何が何なのか全然わからない…。

2023年7月23日
PCから投稿

今年252本目(合計903本目/今月(2023年7月度)38本目)。 (参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。 ここまで変な映画を見たのもはじめてな気がします。 ここのサイトでも「※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。」とありますが、かといってドキュメンタリー映画というわけでもなく…。  具体的によくわからないのが、  ・ 冒頭に出てくる暗号放送みたいなやり取り(古い時代はラジオでも聴けましたが…)  ・ 突然脈略もなく出てくる「大人の営み」シーン  ・ (撮影所でとられたものと思いますが)ハリボテの警察署(交番?)のやり取り  ・ どこかの店で男性2人どうしが何か(何かもよくわからない)待ち構えているシーン  …で8割以上を占め、ストーリーというストーリーも存在せず、かといって「ドキュメンタリー映画です」とは書いてあるものの、韓国(朝鮮)史を参照するものでもなく「ジャンル分類が無理」という特殊な映画ではなかろうか、と思います。  シネマートでは映画館の放映とは別に、シネマートのVODシステムで48時間レンタル(または、買い取り)もできますが、何十回見ても理解はまずできないのではなかろうか…という気がします(本当に何が何なのか、ストーリーの理解もできなけば、「これはネタバレだから書いてはダメ」という観念が存在しない)。  ただ、この映画はシネマートの韓国映画祭りの一つとして登場した作品で若干古い映画です。それらのことまで考えると、当時(1990年後半)にはこういう作品が本国(日本ではない)では好まれていたのかな?という気もするし、いくらシネマートといえども「本当に理解不可能」な映画はチョイスしないと思うので、相当に韓国文化を理解していれば理解できるのかもしれませんが、ちょっと無理です(採点拒否レベルに等しい)。  これまで勘案して下記の評価にしています。  ---------------------------------------------------------------  (減点0.8/映画の主義主張が本当に謎)  上記の4シーンで8割9割占めるところ、字幕という字幕も少なく、今どこで何をやっているのかという理解すら難しいです(特に暗号放送らしきシーンは本当に意味が謎)。 ここまで珍妙(主義主張が飛びすぎ)という映画も珍しいのでは?と思えます。  ---------------------------------------------------------------

コメントする (0件)
共感した! 1件)
yukispica