パルプ・フィクションのレビュー・感想・評価
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変な魅力のある映画
もちろんはじめて見たのではない。
あんまり熱心に語ると馬鹿をみそうでもある。
それくらい映画を見ている人ならみんな見ている映画だろう。
ごちゃごちゃしていそうで、まとまっているし、断片、というか情報量は多いのにコンパクトだ。
実はなにも語っていない映画だと思うが、人間の行動心理はよく観察されていて、巻き起こる出来事の突飛さに相反して、各役の言動にはとても合点がいくものがある。
これがすごく大事で、自分がその立場になったとき、どうするか、どう動くか。そうは動かないだろう、なんでそこで逃げない、なんでそこでそんな言葉が出る等、へたな映画はだいたいそんな場面がてんこ盛りだったりする。それは目立たない地味な映画の下敷きみたいなもので、それが基本あって、その上で成り立つのがストーリーだったりすると思う。出来の良い下敷きに実は何も乗ってない映画、そんな歪さも魅力の一つなのかもしれない。
割と
面白いというよりも、楽しい映画でした。
この映画は、一言で表すと予想を裏切る映画でした。オムパニスというのか、分からないけど、(違っていたら、すいません)そのような、ストーリー性で、話の展開が、早く、何が、起こるか、わからないハラハラドキドキさせてくれるストーリーのまとめ方が、うまい映画です。また、作中で、でてくるどうでもいいような話も楽しめるところだと、私は、思います。また、キャラクターも面白く、それを演じた俳優さんたちもいい演技をしていました。中でも、ユマサーマンさんと、サミュエルlジャクソンさんの演技が、私にとって、強く印象に残りました。 また、音楽が、とても、よく、こうふんさせてくれます。
どうでもいいことですが、作中でのあるシーンで、ほんの一瞬ブルースウィリスさんのあそこが、見れます。
間違えなく最高のドラックムービーです!!タラちゃんは天才!
トレインスポッテイング、ロックストック&トゥースモーキングバレルズ、昔でいえばロッキーホラーショーや時計仕掛けのオレンジなど、疾走感のあるチンピラムービーやドラッグムービーはたくさんありましたが、現時点で間違えなく最高に近いできです。
バッファロー66は観れていないのでなんとも言えませんが…。タランティーノはやはり天才です!
思うところあって、昔見れなかった映画をまとめて見ようと見てみたら、想像以上の素晴らしいでき!!まずは、何と言っても俳優がとにかく豪華!!
痩せてた頃のジョントラ、サミュエルL、ユマサーマン、ハーベイカイテル、ティムロス、ブルースウィルスとよくぞここまで揃えましたねってくらい、すごい。そして、それぞれのチンピラっぷりがまた素晴らしいです。ジョントラとサミュエルのなんともB級なギャングコンビっぷりもすごいいいし、ハーベイカイテルの2枚目っぷりもサイコーです。
そして、物語の組み立てもすごいよい!!
オープニングのパルプの解説「柔らかく湿った形状のない物体」「質の悪い紙に印刷された扇情的な印刷物」みたいなやつ。終わってから思いますが、明らかに後者のほうですね笑
オープニング直後のティムロスの「俺は足を洗った、明日からな」から始まるファミレス強盗はベンチャーズの音楽とともに軽快にスタートするものの、その後はスタイリッシュなサミュエルとジョントラのやりとりへ。
その後は幾つかのストーリーが断片的に進行し、話はオープニングにもどる。
この組み立て…めっちゃよかったです。
最初のサミュエルとジョントラの若いチンピラからボスの金を取り戻すシーンではサミュエルのいかにも知的ながらも、なんだか垢抜け切らず、弱いものに説教を垂れる姿も失笑しながらもかっこよかったし、そのあとのユマサーマンばたばた編のジョントラもかっこよく…そして物語が架橋にむかったのは、ウィルス編。取り返した金をボスに渡すのは、ユマサーマン編の前だったかな?ユマのフロントが鋭角に前後差のついた白いブラウス姿もかっこよかったですね。
ウィルスは結局ボスとの八百長の約束を守らず、勝ってしまいボスに追われる立場に。そこで男を奮い立たせた、親から時計をもらったエピソードも若干の間抜けさ度合いが抜けないなら、ジョントラが殺られるシーンもあっさりしすぎて、思わず失笑。そして、ウィルスはボスに捕まりかけて、他の男にボス共々拉致をされるわけですが…気がついたら椅子にくくりつけられて猿轡をされて…この時点で、あるていどの予測はしていましたが…やはり…。ただの変質者じゃねーか笑
物語はさらにフィードバック。若いチンピラとのいざこざはまだまだ続きがあり…ドタバタは混迷を極め、ハーベイカイテル登場!この話でかっこよかったのってこの人だけでしたね。チンピラ二人はハーベイカイテルの指示に従って、難局を乗り切りますが、そこからオープニングに。ここで、「足を明日からあらう」ティムロスと、「足を明日からあらう」サミュエルが対峙。
結果はサミュエルの貫禄勝ちでしたが、ここから始まる前述のストーリーは、何のかんの言ってTシャツ短パン姿に銃を颯爽としまう二人が1番コミカルでかっこよく、その2人のレストランを立ち去る姿を目に焼き付けて「パルプフィクション」で有ることを実感する。
ユマサーマン編で二人が妙なTシャツ短パン姿で現れること、ウィルスとジョントラの小競り合い、よく日のユマサーマンのエスコートと実はここで全部繋がってたんだなぁと、思わず笑えます。
こんな、爽快な映画はなかなかないです。
見てない人はぜひ今すぐに!!
見てない方は是非!
パズルみたいな話。
最高!
良く理解できません
B級エンターテイメントの極致
観れば観るほど味が出る
“ペラペラ”の美学
超有名作品ですが初見でした。
『パルプ・フィクション』=くだらない話。なるほどこういう感じだったのねw
よくよく考えたらタランティーノ作品じっくり観たの初めてな気がするので、着いていくのにいっぱいいっぱいだったんですがまた映画の新しい楽しみ方を教えてもらいました。やっぱり映画って最高だわ〜と思わせてくれたタランティーノに拍手。
今のところは超ツボにハマったという感じではないんだけどこれきっと二回目はもっとクセになりますね。というかもう既に、常に流してもっとハマりたい気分。
【手の込んだお気軽大作】とでも言いましょうか。w “バイオレンス”と“ゆる〜い”がまさかの同居。
最初は、冒頭のシーンが繋がった時は「おおー!」となったからこそもう一ひねり欲しかったなーとか考えてたけどそういうことじゃなく音楽みたいに感じて楽しめばいいだけ。本当にくっだらない話w もちろんいい意味で。この作品に関しては最高の褒め言葉です。
「…で?」という作品を見切り発車にならずこんなこだわりやセンスたっぷりに作り上げて世界発信するなんて変態的な才能がないとできないですもん。こういう頭の中を覗きたくなるような人も必要。超必要。監督の映画を愛してる感じがひしひしと伝わるからこっちも満たされるんですよね。あとは男の人だったらもっともっと楽しめた気がする。
あと好きな俳優さんがたくさん出ててそれぞれ存在感を放ってました。みんな若いw
それにしても口の悪さNo.1の映画だったw
何度見ても、やっぱりおもしろい
つまらないけど見てしまう
強盗・ギャングのドタバタ劇を描いたコメディです。
つまらないけど見てしまううちに大変な状況になっていて、しかも複数のストーリーがつながっていてストーリーがうまく構成されています。
ドラッグって死にそうになっている時に心臓に注射をすると・・・なものなの!?(びっくり)
ブルースウィリスの逃亡部分が少し物足りない感じだったので、黒人を車で撃ってしまう場面をなくして逃亡部分を長くするとよりいいかなあ
おもしろくてあっさりしている映画を見たいときにオススメしたい作品です
※他のレビューを見て気づいたこと
・B級的な(センスがよい!?)ものが溢れている。ハンバーガーの雑学、芸能パロディバー、ウィリスの抜けてる恋人等々。
だから映画はやめられない!
もう言わずとしれたタランティーノの大出世作。
それまでもレザボア・ドックスやトゥルー・ロマンスで知名度はあったものの
どちらかと言えば一部の「ツウ」な人たちの間でのカリスマだった。
そんなタランティーノを カンヌのパルムドール受賞という
メインステージに 引っ張り出したのがこの作品なのだ。
「カンヌ=分かりにくい映画が受賞する」という公式が勝手に頭の中に
出来上がっていた自分は 疑心暗鬼で観に行った。
そしたら・・・・ものすごいものを観てしまった!!と愕然とした。
頭の後ろをガッツンと殴られた感じ。それくらいショックだった。
終わった後直後は 拍手したいくらいだったし、ボーっとして席を立てなかった。
カッコいい選曲、キレのある映像、どこへ連れて行かれるのか
分からないスリリングな展開、そして見事なキャスティング!
とにかく、どれを取ってもとにかくカッコいい!
普段なら瞬間的に拒否反応を起こしている暴力シーンですら
笑いに変っていた。長さも感じないほど、ワクワクしていた。
公開からすでに十数年。
しかし未だにこの映画を越える衝撃を持った映画には お目にかかっていない。
それを言っちゃおしまいよ
クエンティン・タランティーノを一躍世にしらしめた名作中の名作。これが公開された当時、世界中は本当に熱狂してました。その熱狂ぶりたるや大袈裟だと思ったが、実際に観てみると確かに面白かった。でも、時間がたてばたつほど、この映画に対しての猜疑心は強まってくる。でも、他の人に意見を求められたら、その人次第では薦めると思います。つまり、悪いものに懐があるかどうかって意味で。
内容と描写は醜く、グロく、生理的に不快感を覚えることも人によってはあり。タランティーノ氏のおたくばりとも思えるフェチズムがいたるところに見受けられるが、それでも何故か許せてくる。というのも監督のキャラクター造形が天才的だからなのです。だから、これだけの勧悪的な映画でも最後まで見れたのだと思う。
この映画の肝はやはりラストでしょう。でもね、ここまでやるだけやって最後にニューエイジって都合よすぎじゃないですか?
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