パラサイト

劇場公開日:

解説

突如田舎町のハイスクールを侵略した異星の生命体と決死の戦いを繰り広げる6人のティーンエイジャーの姿を描くSFホラー。監督・編集は「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のロバート・ロドリゲス。脚本は「スクリーム1、2」「ラストサマー」のケヴィン・ウィリアムソン。原案はデイヴィッド・ウイッチャーとブルース・キンメル。製作はロドリゲスと「エル・マリアッチ」以来彼と組むエリザベス・アラン。撮影はエクアドル出身の新鋭エンリケ・シャディアック。音楽は「ナイトウォッチ」のマルコ・バルトラミ。音楽監修はアレックス・ステイヤーマーク。美術は「アメリカン・レガシー」のケーリー・ホワイト。衣裳は「ラスト・オブ・モヒカン」のマイケル・T・ボイド。視覚効果監修は「ミミック」のブライアン・ジェニングス。出演は新鋭のジョシュ・ハートネット、ローラ・ハリス、ジューダナ・ブリュースター、クレア・デュヴァル、「アイス・ストーム」のイライジャ・ウッド、「イン&アウト」のショーン・ヘイトシー、「ターミネーター2」のロバート・パトリック、「ラウンダーズ」のファムケ・ヤンセン、「クロッシング・ガード」のパイパー・ローリー、ロドリゲス作品の常連サルマ・ハエック(「ターニング・ラブ」)ほか。

1999年製作/104分/アメリカ
原題または英題:The Faculty
配給:ギャガ・コミュニケーションズ=ヒューマックス・ピクチャーズ
劇場公開日:1999年8月7日

ストーリー

オハイオ州の田舎町。フットボールだけが盛んな町のハイスクールを突然、謎の生命体が“侵略”する。優等生だが内気なケイシー(イライジャ・ウッド)がグラウンドで見つけた“それ”は、フットボールのコーチ、ウィリス(ロバート・パトリック)をはじめ、中年女教師オルソン(バイパー・ローリー)、校長(ベベ・ニューワース)、生徒指導のバーク(ファムケ・ヤンセン)、生物教師ファーロング(ジョン・スチュワート)、保健室のハーパー(サルマ・ハエック)らに寄生し、彼らを変容させてしまう。ケイシーと彼が思いを寄せる新聞部部長のデライラ(ジューダナ・ブリュースター)は、大量の水を摂取し、目付きや行動がおかしくなった教師たちの変化を最初に発見。彼らは生徒たちを次々に呼び出し、またたくまにほぼ全生徒に寄生を完了させてしまった。彼らの監視の目を縫って、運よく彼らの魔手を逃れたのは、ケイシー、デライラ、彼女の恋人でフットボールのエース、スタン(ショーン・ヘイトシー)、SFオタクで孤独癖のあるストークリー(クレア・デュヴァル)、転校生のメアリーベス(ローラ・ハリス)、優秀な頭脳を持ちながら自家製のヤクを売ったりする不良のシーク(ジョシュ・ハートネット)の6人だけだった。彼らはそれが水分がなくては生きられない弱点があることを知って、シークがヤクと称してつくっていた利尿作用のあるカフェインを武器にそれに立ち向かおうとする。彼らはそれの親玉を倒せば生命体全体が死滅し、寄生された人間も元に戻るかもしれないという望みを抱いていた。フットボール場に詰めかけた町の全住人の間から親玉を探そうとする6人だが、彼ら自身が実はすでに寄生されているかもしれないという疑念をお互いに抱いているのでいさかいが絶えない。かくして6人は、正体も目的も不明なまったく謎の恐怖の生命体相手に無謀にも戦いを挑んでいくのであった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0エイリアンの親玉

2024年11月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

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カールⅢ世

4.0最高キャストのSFホラー(笑)映画

2024年7月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

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蜷川吝塀

4.520年間探していた作品

2024年3月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

物心つくかつかないか、の頃に観たボールペンに詰めたヤクを吸い込むときに鼻を塞ぐシーンや頭だけの女性が触手で歩くシーンが脳裏に焼きついて離れず、「あの面白かった(はず)の映画はなんなんだ…。」と、ずっと探してきたが、タイトルはおろか俳優の顔すらもまともに覚えておらず調べようのないまま似たシーンのある映画を観るたびにやきもきする毎日を過ごしていた。 そんなある日、某映画批評家3人が毎週鼎談し映画を語るYouTubeチャンネルをみているとその日は映画『ドミノ』の回。その中でロバート・ロドリゲス監督のフィルモグラフィーを辿っていると本作について「頭が触手で動いて〜」と触れているではないか!内容について触れていたのはほんの一瞬だったが、その一瞬で私は探していたものが本作であるとほとんど確信していた。すぐに某南米河川.comで検索しカートに入れたがなかなかポチらずにいた。それは、無くした財布の所在を瞬時に確信したことで焦りが刹那で安心感に変わるのと似ていて、もう答えが分かっている気分だったからのように思う。 そうしてぐだぐだとカートに入ったままだったが、つい先日やっと購入し鑑賞。やっぱりコレだ! 俳優を見てみると、当時観てしばらくするとヒットした『ロードオブザリング』シリーズのイライジャ・ウッドや、『ワイルドスピード』シリーズ主人公ドムの"リアル"ファミリー役でおなじみのジョーダナ・ブリュースター、そしてジョシュ・ハートネットなどなど有名どころも出演。でもやっぱり「20年前の自分には判別つかなかったろうなー」と思いながら観ていた。 作品自体も素晴らしく、1990年代後半の雰囲気(特にアメリカンハイスクールの)が大好きな私としても、ホラーでスリラー、学園モノでSFという全部盛りなのにそれぞれの要素が過不足のないシンプルなストーリーに仕上げている。複雑になり過ぎていないという完成度の高さ。 そしてなにより、好きな監督の1人であるロバート・ロドリゲスの作品だったことに驚いた。過去作全ておさらいしてないのに好きと言えるか?と言われればぐうの音も出ないが、公開順を見ると『フロムダスクティルドーン』と『スパイキッズ』という濃い濃い名作に挟まれている本作はスッポリ抜けていた。言われてみればクリーチャーの素晴らしく気持ち悪い造形やCGの感じは『フロムダスク〜』まんまなのだが。 兎にも角にも超個人的な理由で思い出深い作品だったこともあり、傑作だった!と言い切ります!!

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ezio

4.0見た。

2023年12月30日
PCから投稿

4点。 ラストがすがすがしくて、いい。

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プライア