バベットの晩餐会

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劇場公開日:

バベットの晩餐会

解説

20世紀のデンマークを代表する女流作家カレン・ブリクセンの同名小説を映画化した群像劇。19世紀後半、デンマーク辺境の小さな漁村に質素な生活を送る初老を迎えたプロテスタントの姉妹がいた。そこにパリコミューンで家族を失ったフランス人女性バベットがやってくる。その後、彼女は家政婦として長年姉妹に仕えるが、宝くじで大金を手にいれると、村人のために晩餐会を開きたいと申し出る。第60回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞。1989年に日本初公開。2016年、デジタルリマスター版でリバイバル公開。

1987年製作/102分/G/デンマーク
原題:Babette's Feast
配給:コピアポア・フィルム
日本初公開:1989年2月18日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第46回 ゴールデングローブ賞(1989年)

ノミネート

最優秀外国語映画賞  

第60回 アカデミー賞(1988年)

受賞

外国語映画賞  
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映画レビュー

4.0永遠の瞬間である、ある晩餐会

2022年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

規律を守り質素に暮らしてきた老姉妹。ひょんな縁でフランス人の元シェフの女性を家政婦として雇うことになり、彼女はある日、自分持ちで晩餐会を開きフランス料理の腕を振るおうとする。
慎ましく、控えめに暮らす敬虔な生と、贅を尽くした世俗的な暮らしや華やかな場所を生きる生が対比されているように感じる。そしてそれでも行き着くところは、大差なく、華やかな場所でも虚しさと孤独からは逃れられない。
食を堪能し美食に慣れている人も、美食に慄き罪の意識から口をつぐもうとする村人も、ワインの、そして料理の悦楽から少しずつ心をほぐされていく、平等に。
この映画から強く印象を受けたのは、永遠の瞬間がそれぞれにあるのだということ。幸福の絶頂がけして持続的なものでなくとも、人を満たすのに十分な瞬間を味わっているのなら、それは永遠になりうる。バベットの晩餐会は姉妹や村人、将軍、そしてバベット自身にとっても永遠の瞬間であり、それとは別に将軍にもオペラ歌手にも姉妹にもそれぞれの永遠も瞬間があったはず。
人は想い出を抱いて死ぬ、近頃よくこの言葉を思い出す。

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ターコイズ

4.5祝福された気持ちになる

Sheetaさん
2022年5月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ささいな欲望や嫉妬に囚われてた最近の自分の心が浄化されていくような気持ちになった。終始映像はこれでもかと言うくらいに地味で控えめ、会話も淡々と静かなんだけど私には引き込まれるものがあった、そして晩餐会のシーンは圧巻(この映画の流れに相応しい圧巻さ)でそのオチも非常に良い。美味しい料理が人を幸せにするというテーマのフランス料理版しかも最高級で最上級な!

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Sheeta

4.5美味しい食事は欲望の塊なのではなく、もちろん単なるエネルギー源でもない

2022年5月27日
Androidアプリから投稿

ほっこり
が、一番短くて近い形容詞かと。
でも単によかったね、というだけでは片付けられない奥行きを感じた。

あの料理の凄さの一割もわからなくとも、
気づけば不平不満だらけになってしまってた村人達も
美味しさの前には叶わず
素直になっていく姿を見るのは爽快である。

劇中の言葉は
キリスト教の教訓というよりは
宗教関係なく、幸せに生きるためのコツのやうに感じた。

バベットの心意気とプライドにも感服するが、
将軍の言葉が自分には響いた。

この美しい世界では全てが可能なのだ

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本まぐろトロ子

4.0一つの使命に生きる清々しさ

SpicaMさん
2022年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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SpicaM
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