バッファロー'66のレビュー・感想・評価
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髭とボイン♪
Filmarksが、1990年代の名作を映画館でリバイバル上映する企画の第4弾として選ばれた本作!!
公開当時は、もれなく私もギャロ様に夢中になりました♡懐かしま〜♡
又、映画館で観られる事に感激!
ちなみに、
⚪︎第1弾は
「ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」
ガイ・リッチーの長編初監督作品。
初々しいジェイソン・ステイサムが観られます。後、スティングも出てます♪
⚪︎第2弾は
「ギルバート・グレイプ」
若かりしジョニー・デップとレオ様
共演の傑作です!!
演技力に圧倒されます!
劇場で観たかったぁ〜!!時間取れなかったの。。。
子供より泣いてました(°▽°)
⚪︎第3弾はこの前観れた
「レオン/完全版」
言わずもがな映画の中の映画!!
いやいや、セレクションが神!!
Filmarksさん、こんな企画、又やって下さい!!
と、感謝を伝えまして。。
((ここで言っちゃって大丈夫かな?
削除しないでΣ('◉⌓◉’) ))
本作は99年日本公開。
ヴィンセント・ギャロが、監督、脚本、主演、音楽までも手掛けた事で話題になりましたよね。
一気にファッションアイコンとなったギャロ様。
カッコ良くて倒れそう٩( 'ω' )و
多才なギャロ様のやりたいようにやっただけの作品w
特に何も起こらないので(爆)
万人ウケはしないかもしれませんが、、
私は90年代のオフビート映画の最高峰だと思っています!!
無造作な髭と黒髪オールバック。
ライダースJKに3ポケットのスラックス、サイドジップの赤いブーツ。
ギャロ様以外着こなせない!カッコ良過ぎて又倒れそう٩( 'ω' )و
しかし、
今作のギャロ様はダサくて嘘つきで、刑期があけ出所するも又すぐに犯罪を犯すダメ男ビリーを演じます。
おしっこ我慢の潔癖症。
ダメな奴だけど、憎めません。
むしろ愛おしい!
対して、
髪を金髪に染めたクリスティーナ・リッチ演じるレイラ。
アダムスファミリーのおさげ少女の面影はありません。
ブルーのラメラメアイシャドウの派手な目元メイク。
小柄でぽっちゃり。
露出多めのファッションに身を包み、半分おぱい出ています( ◠‿◠ )
そして車が汚いw
どこか危なげなレイラ。。
ほら、やっぱり、やっぱりか笑
ストーリーは皆さんご存知だと思うので割愛。
キャッチコピーは
「最悪の俺に、
とびっきりの天使がやってきた」
でしたね。思い出しました。
心に傷のある男ビリーの再生の物語。
正にレイラが女神です。
レイラ!
ビリーと出会ってくれてありがとう!!と何度も思いましたw
ところで、その後のギャロ様は
監督、主演をつとめた
「ブラウン・バニー」で、共演の元カノクロエに本番のオー◯◯セッ◯◯をさせちゃったりで、ボロクソに批判されちゃったり、オフィシャルサイトで、自分の精◯を1億円?!で売りに出しちゃったり、ヴェネチア国際映画祭ではノーコメント・会見拒否などわがまま放題。
政治的に過激な言動や奇行も目立ちますが。。
画家、ミュージシャン(あのバスキアとバンド組んでたんだよ!)バイクレーサー、モデルなど、様々な才能があり、何てったって色気ムンムンな、厄介完璧至上主義!魅力的な人物です。
ん?魅力、伝わらない?!笑
好みが分かれる事間違いない作品で、おすすめしにくいんですが笑
映画ファンから良く名のあがる本作。
興味が出たら観て欲しいです。
私は久しぶりにあの頃のギャロに会えて、ギャロ熱再燃中です!
何のレビューかわからなくなってしまいましたが、、
ギャロとクリスティーナが最高です!!
「GO!GO!LA」のギャロ様も最高なのでチェックして下さい♪
運命の出会い
イカしててて微笑ましい
不思議な空気感の作品
何がどうのとかもないのだが、終わった時には
何か不思議な満足感がある作品。この主人公のような駄目で
イキってて小心者で、どう見ても主人公ではないキャラが
主人公な、不思議な作品。
根が良いのかな。環境が良くなかったのか。
今はこういう人間には、何かしらの名前がつきそうな。
また見たらまた違う感想が出そうな。
モヤっとしたまま終わるけど、嫌な感じでもなく。
憎めない可愛い奴
ずっと気になってたけどU-NEXTにしかないから見れてなかったやつ。
普通の恋愛映画と全然ちがう。
序盤はビリーの性格が無理すぎて嫌になったが、途中から憎めない可愛いやつに見えてくる。
レイラは登場からずっとかわいい。
なんでレイラが逃げないのかが理解できなかったけど、レイラも孤独な人でビリーと合ったからかな。
2人がベッドで寝っ転がってる時の上からの映像が笑った。
ビリーが固まりすぎてて。斜めにカチコチになって寝てて面白かった。
最後自殺したかと思ってちょっと涙出たが、思い直して幸せに暮らすエンドで良かった。
彼女が出来たと舞い上がりすぎてて笑った。
親がちゃんとしてたらいい子に育ってそうなのに。。
最後まで観ると・・・
粗暴で優しい男
こんな男のどこがいいのか、逃げるタイミングはいっぱいあるのに、なせ逃げないのかと、最初はそんな気持ちで見ていた。
しかし、男の家に行ってみると、なんとも自分勝手な両親の家庭環境から孤独な男の心に触れて少しずつ心を寄せるようになる。
粗暴で短気で暴力的であるのにとても女性には純粋で奥手。映画が進むにつれ、観ている側の彼への感情はレイラに寄り添っていく。母性本能をくすぐられるってこのことかも。
そして、予想外にあたたかなラストに癒された。
ヴィンセントギャロ
ギャロ奇跡の一作
久々に観ました。いやあ面白いっす。ビリーのクズっぷりもいい。なぜレイラがビリーの言うことに従っちゃうのかについては大いに納得いきませんが、原作者の趣味なんでしょう笑。
胡散臭いやくざのミッキー・ローク、バッファローの試合を録画で何度も見て興奮するダメ母アンジェリカ・ヒューストン、無駄に怒りっぽい元歌手ベン・ギャザラ、綺麗だがヤな女ロザンナ・アークエット、お人よしのグーン(知らない俳優)、唯一ビリーを評価するジャン・マイケル・ヴィンセント。素晴らしい脇キャラクターたちですね。見事にハマっています。
あんな両親だったらクズに育っちゃうよな、って気もするし、案外ビリー自身もバッファローの妄信的ファンだったりしてるのもおかしい。ビリーが自分の死後に両親がどうしてるかを想像するシーンなんか絶妙ですね。ビリーにはマニュアルシフトの86トレノ(!)の運転ができない、ってところとか芸が細かいよねえ。
クリスティーナ・リッチはデブだけどかわいいですね。写真を撮るシーンは名シーンです。あ、ムーンチャイルドもね。そういやA.ヒューストンとはアダムズ・ファミリー以来の共演ってわけだ。超ミニスカートを撮影時はとても嫌がったらしいけど、ギャロが高圧的に強制してあの衣装を着せたらしい。リアルでもクズだ笑。
音楽は良かったです。私はプログレファンなので特に感動です。
ギャロ奇跡の一作です。
モーテルのシーンは最高!
久々に見たが、やはり、
モーテルのシーンは、とにかく秀逸。
・風呂のシーン
自分の裸を見られたくなくて、
パンツを履いたまま浴槽に縮こまっている主人公。
グイグイと強引に押しまくり、ついには狭い浴槽に
入ってくるヒロイン。
その時には、主人公はパンツだけでなく、シャツまで
着て浴槽の中にいる。
・ベッドのシーン
ベッドを俯瞰で撮る。
主人公が、斜めに寝ているのがわかる。
頭は枕の位置だが、足はベッドから落ちそうになってる。
しかし、徐々にだが、二人の距離が縮まり、
ついに濃厚な愛の営みか?!
と思わせておいて、
長身の主人公が、小柄なヒロインに胎児のように
抱っこされる。
母性の神々しさが画面にあふれる。
以上の数分間のシーンだけで、わたしは笑い、
そして泣いてしまうのです。
1999年公開時鑑賞
【両親へのコンプレックスバリバリ男に寄り添う、行きずりの心優しき女。独特のビジュアルやスロー描写など、他に類を見ないエキセントリックな作風が印象的な作品。】
ー 5年ぶりに他人の罪を自らのギャンブルの負けにより被ったビリー(ヴィンセント・ギャロ)
刑務所を出て故郷・バッファローへ帰ろうとするビリーは、自分よりも、アメフトのバッファロー・ビルズを愛する両親に嫁を連れて帰ると嘘をついてしまう。
後に引けなくなったビリーは、ダンススクールでレッスン中だった少女・レイラ(クリスティーナ・リッチ)を拉致。
両親の前で妻のふりをするよう彼女を脅迫するが…。
◆感想
・何となく、ジム・ジャームッシュ監督の諸作品を思わせる、作品である。
・刑務所から出て来て、矢鱈とトイレを探してウロウロと歩き回るシーンが可笑しい。
- 今作では、彼は頻繁にトイレを探す・・。-
・レイラを強引に妻にするシーンなども、その後のレイラが健気に、良き奥さんを演じたり・・。
・思い出の、ボーリング場のシーンや、元カノとデニーズで鉢合わせするシーンなども何だかオカシイ。
・幼きビリーを描いたシーンのフェイドイン、フェイドアウトも独特である。
・自分が勝手に、スーパーボールの決勝でフィールドゴールを外したスコットを恨んで(彼は、バッファロー・ビルズの勝利に、勝手に1万$賭けて負けた故に、刑務所に入った・・)恨みを晴らしに行くシーン。
デブデブに太った、スコットの姿。
そして、スローモーションのシーンが描かれるが・・。
<ヴィンセント・ギャロが監督、脚本、音楽、主演の4役をこなし話題となった作品。独特のビジュアルやスロー描写など、他に類を見ないエキセントリックな作風が印象的な、癖になりそうな独特な世界観を持ったオフ・ビートな作品である。>
20年ぶりぐらいに久々観たけど
終盤の入るあのBGMとか懐かしかった
当時の感動よりそこまでこなかったのは懐古と期待値上がり過ぎてた、あと
おっさんなって俺汚れたなぁってのと感性が鈍り衰えたからだと思う
クリスティーナリッチは当時見たときよりめっちゃ惹きつけられてかわいく見えた
それは色んな女見てこういう女性と出会える事の貴重性に気付いたからもあるし
もっと心裸にして全部見せとくべきだったなって
でも改めて当時の自分センス良かったなと思う
当時美容師やっててカノジョとも一緒に観てたけどカップルで観るのが良いと思う
相手の反応で相性解る
お洒落好きとかそういう仕事してる人には解るセンスの映画だと思う
響かない人には一生響かないだろうけど
自分は若い頃にこういう映画みといてよかった
カップルが出会う不思議
深夜のゲームセンターや、カラオケ店の駐車場や、駅前の薄暗がり、
なんでこの二人、付き合っているんだろうと思っちゃうカップル。
眠いだろうに、疲れているだろうに、彼らは帰りたくないのだろうか。帰る家もないのだろうか。いつまでも二人は一緒にいる。
ジミーとレイラは、お互いにどこが良くて番(つがい)になったのだろう。それはよくわからないけれど、二人とも実家よりも親元よりも大切なものを見つけていく様子が、とてもナイーブで・・
ハンサムで素敵だと言われて、ジミーがレイラのためにデニーズのドアを開けてやるんだなぁ。
そしてあのベッドシーンは、ちょっと類を見ないほどの名シーン。
監督は画家でもあるらしい。
安モーテルの、あまり清潔とも思われないマットレスを、監督ビンセント・ギャロはキャンバスに見立てて、寂しい二人の心象風景をみごとに絵に描いている。
アメフトのスコットを死に至らしめて母親に振り向いてもらいたかったジミー。
でも彼は徒手空拳をやめて世界が変わっていく。
それは家出少女と、アダルトチルドレンの寂しいチンピラの恋なんだけど、男女が出会うって、こんなに素敵に世界を一変させるものなんだな。
レイラの応援のおかげだ。
お芝居であっても、お芝居がかっていても、こんなにも肯定的な言葉って人を嬉しくさせる。
若者の、青春の疼きの映像化。
ロングランもうなづける。
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