パッチ・アダムス トゥルー・ストーリーのレビュー・感想・評価
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他の人には見えないもの
またすごく良い映画に出会えた。
序盤、パッチが施設で心を病む人たちとの触れ合いを通じ、他人を救う喜びを見出していくところが印象的。
人生に一度絶望したからこそ、他の人には見えない、そしてパッチ自身も今までは見えなかったものが見えるようになったのだろう。
天才のおじいさんがパッチにくれた言葉に感涙。序盤なのに。笑
迷い、苦しみながら見つけた、人に奉仕するという道。それを見つけてからのパッチは、まあ力強い。挫折することもあるけど、信念を曲げずに一心に人を救う。人の心に飛び込んでゆく。
すごくいい。
実話なんよな
実話っていうことには驚いたな。あのおばあちゃんの夢でヌードルのプールに入りたいって聞いた時はさすがに無理があると思ったけど、アダムスはそれも叶えるんよな。人を笑わせたり、楽しませたりとアダムスは医者としてもやけど、人として魅力的。彼女が亡くなるのは予想外だった。ロビン・ウィリアムズの作品はどれもいい。
こういうの好き
おっさんすごいな〜おもしろいな〜で終わらない。
人と接することで自分が前向きになれることを提唱するパッチは人と接する才能を持っているのだと感じさせられる。
1番勉強をしてなくて(ように見えて)成績が学年トップの裏には見えない努力があったのだと思う。そこを描けば、夢物語とか物語上の天才ではなく、もっとリアリティのある作品になったと思う(というより見たかった)。
彼女の死は衝撃が強過ぎた…
ロビン・ウィリアムスの得意分野
総合:75点
ストーリー: 75
キャスト: 80
演出: 75
ビジュアル: 70
音楽: 70
本当の話を基にした映画だそうだ。医学生がこのような人物ばかりだと現実には困るのだが、このような型破りの人物が新しい境地を切り開くのも事実だろう。彼の考えは現在の医学では認識されていて、それを取り入れた医療が一部で行われている。その型破りな人物に立塞がる権威と伝統というお決まりの対立構造が一つの主題。
そしてロビン・ウィリアムスの演じる彼の型破りぶりの表現の演技がまた良い。「グッドモーニング・ベトナム」等の他の出演作でも彼は即興で冗談を連発した。彼の喋りや行動は台本通りだけでなく、恐らく今回も即興な部分がたくさん含まれていることだろう。実際のアダムスはロビン・ウィリアムスのような中年ではなくて若くして学位をとっているのだが、彼のこのような相手の前で即興で言葉を紡いでいく能力が、作品中の主人公を描くには合っている。そのような彼を変人扱いしながらも次第に魅了されていく周囲の人々との関係の描き方も、苦悩や悲劇も含みながらも爽やかであった。ある意味であまりに彼らしい作品すぎてお約束的な内容になっているのであるが、やはりそれでもはまり役だと思う。だから年齢の設定を無視してでも彼に演じてもらうことが望まれたのだろう。
余談(出典:英語版ウイキペディア)
以下ねたばれ注意
実際は彼が失ったのは美人の同級生ではなく、とても仲の良かった男の友人だそうです。サイトの解説ではバージニア大学医学部になっていますが、彼が行ったのはVirginia Commonwealth University(旧バージニア医科大学)だそうです。
アダムス氏の心に思いを致すと
結論から言うとこの映画は是非、見てください
(テーマソング ロッドスチュワート faith of the heart を聞きながら読んでください、youtubeで聴けます)
偽善だとか、思想が嫌いだとかは乗り越えて見て欲しいものがあります。
心が痛む感動をしたなら
二度と観ることはできない
例えば『ホタルの墓』
その救いのないラストに
戦争の悲惨を胸に焼き付けられた焼印の様に
その痛みのために二度と見る気にはなれない
純粋さ故に
傷つくことがあまりにも多いこの世界の中で
君はパッチと出会い
彼を愛した
彼の理想に自分を重ね
いっしょに老いることを夢見たのだろうか
その生き方を尊敬し
共に生きた日々は
あまりにも短かった
しかし、君は今も
彼と共に生きている
今を生きる
この世界から君を失った悲しみは
懊悩の時を過ぎて
勇気へと昇華した
彼は今も君に尊敬される生き方を探し求めて
強く生きていこうと努力を惜しまない
その姿に多くの人が心を寄せる
その心の織り成す物語が
宇宙に溶け込み
君に届くことを信じて
笑わせることは泣かせることよりも難しい
現代医療の問題点をつく深淵なテーマを無視してもドラマとして非常に上手い。
こういった人物の人生は波乱に充ちていて映画になりやすい。
既成の概念に囚われない考え方をするものには必ず相反する者が現れドラマが生まれるからだ。
このような笑って泣かせる作品にかけては、ロビン・ウィリアムズは本当に天才だ。
スクリーンを通して赤の他人を笑わせることは泣かせることよりも難しい。
俳優、脚本、音楽、背景、あらゆるものから人間の温かさを感じる一作。
尊敬!
数あるロビン・ウィリアムズの作品の中でもトップクラス作品です。
パッチ・アダムスが実在する人物ということで尊敬の念で観ました。
ストーリーの途中でショッキングな事件がありましたが
あれも実際の出来事なのか気になりました。
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