パッチ・アダムス トゥルー・ストーリーのレビュー・感想・評価
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医療従事者として。
医療に貢献する身として観ておきたいと思った作品。
私もパッチのような「明るい笑顔」と「知性」で多くの人を救いたいと思った。
退屈な入院生活も辛い最期にも、「あなたがいてくれてよかった。」と思ってもらえるような人になりたい。
ウィリアムズとホフマン
同じ2014年に亡くなってたんですね。うわあ。
劇場公開時鑑賞。
ロビンが大学生役はちょっと無理があるが、社会人入学ということにして自分を納得させる。
普通なら意地悪な同級生役がぴったりのホフマンだろうけど、突飛なことばかりするパッチになんだかんだ言いながら付き合わされてしまう苦労人のミッチ役がまたよくて、役と同様影の功労者だと思う。
映画としてはまあちょっとあざといようにも思うけど。
SNSが発展した今だからこそ
元敏腕経営者が精神病棟で放った言葉、指を差し出し「お前はこれが4本にしか見えないのか!?」。
ここに全てが詰まっていると思う。
SNSが発展した今、ネット上の上っ面の情報のみを頼りにし過ぎている気がする。
会って話したことも無い人を写真だけ見て熱狂的に好きになったり、少なからず今の現代ではあると思う。
そんな今だからこそ、見た目や年収等の情報だけで判断せず、直接会って話すことの当たり前の大切さを感じた。
天才のやること
天才のやることは、否定されがちだが、この人のやった事もそのひとつだな…
とにかく斬新過ぎる考え方は、今まで伝統的にやってきた人たちには理解するのは難しいだろう。
監督は、トム・シャドヤック。
コメディを中心に撮ってきた監督だけに、笑いの部分でもよく出来てて、より良い作品になったと思う(^^)b
もちろん、ロビン・ウィリアムスの演技力が大きい(^^)b
笑いある人生を
「死」を遅らせることばかり考えるより
質の高い「生」を与えたい!
そんな彼の信念はシンプルで力強く、
愛に溢れた人だなあと感じました。
途中悲しい事件も起こってしまいますが‥
現在も、無料の病院を作っているそう。
本人は映画化には乗り気じゃなかったけれど
資金集めのために了承したとか!
あなたは周りの人を笑顔にしている
昨日久々にネットフリックスで見た。泣いた。声を出して泣いた。
パッチの恋人が言った言葉、「あなたは周りの人を笑顔にしている」、今の自分に響いた。私が目指したい世界はこれだと思った。お手本を見せてもらった。
名作は色あせない
古い映画でも人々の記憶に残るものはあるし、いつになってもおもしろいものもある。
でも、出ている役者を見るとやっぱり時代を感じてしまう。ロビン・ウィリアムズもフィリップ・シーモア・ホフマンももう故人なんて、何故名優ばかり亡くなってしまうのだろう。
自分の尺度を広げてくれる最高の名作!
もう非の打ち所がない。。。
笑いあり、深みあり、切なさあり、感動ありの最高の名画!
自分の悩みがいかに小さいか、
日々の迷いや不安がいかに妄想かを気付かせてくれる、素晴らしい作品です!
笑いだけでは救われない
本当の意味で希望が見えないと辛いものだ。
その中で患者に希望を与える事は素晴らしい事だ。
そのパッチの理念については同意できるのだが、作品の中でやってることは「患者のため」とか言っても自分達の行動に酔っているだけに見えてしまうのは悲しい。
当時の精神科医療は現在ほど進んでおらず、軽度ならいざ知らず、精神高揚にある統合失調症患者と一対一になるなどは治療者としてリスクを無視しすぎている。
精神科への差別は今も厳然として残っている。
精神科病院周辺で解放処遇(外出可)の入院患者が近隣を散歩したり買い物に出かけるとクレームが来るのだ… 「患者を外へ出すな」と。
勿論、こんなクレームは差別なのだが差別改善が進まない現状は偏見だけではなく、本当にトラブルが起こっているから…。
だから、病院が命を預かるのは色々な意味で本当に重い責任を負う。
あんな丼勘定みたいな状態で維持できる病院や治療院施設などは存在出来ない厳しい世界なのだ。
作品前半のスイートさから後半の辛い展開は物語としては「なんでこうした?」的な批判もあるだろうが、“パッチ”だけではどうにもならない現実もある事が解る。
感動作品として安易に観るのはお勧めしないが、患者の権利や病院スタッフの苦悩みたいなのは味わえると思います。
全ての人がハッピーな訳ではないけれど…
何故か見逃していた本作。いや〜良い映画だった!ロビン・ウィリアムスの演技以上の演技に感動した。最高の俳優さんであった事が間違いないだけに思う所は多分にあるなぁ…
ストーリー的に全てがハッピーではないけれど、今の緩和ケアや癒しケアの先駆けとなった実在のアメリカ人医師の話。
患者と向き合う姿勢に熱くなるし、演出も後半にかけての涙腺刺激ポイントが複数用意されていて好物だった。
処方せん
もう、何度も何度も涙が溢れて瞼が腫れてしまってる
彼が元気な時からその後も
むしろその後の方がもっと悲しくて、でもあったかくて
今も昔もこの映画を見た時から私の中では1番の作品です
何故なんだろう、確かにロビン・ウィリアムズのことは大好きで他の作品も見ましたし彼が亡くなった時には悲しみと怒りと絶望などとても身近な人を亡くしてしまったような特別な感情になったことは確かです
彼が出る映画はいつも私の心を震わせます
『ジャック』『アンドリュー』『グッドモーニング・ベトナム』や『グッド・ウィル…』などなどなどなど
もうキリがない、また泣けてきた
見てると辛くなるのに見ずにはいられません。
『ミセス・ダウト』を見てバカ笑いしなくっちゃ
そう、彼の映画は私にとっての処方せんなのですね
最後のパッチの演説が圧巻。
最後のパッチの演説が、感動的だった。
患者は他の医師にもなれる。人と人との繋がりだから深く関われば辛い事
でも、死は悲しいものでは無いのだ。死は敵ではなくて味方である。
そして病院はただ死を遅らせる為に医師が居るのではなくて、生きている幸福を感じて貰うためにいるのだ。
わたしは、留学をして運命の人と沢山出会ってきたと思う。その人達と出会ったから自分がいかに自己中心的に生きてきたのか、親と友達がいる事にどれだけ感謝をしてその人たちを愛せていなかったのかという事に気付かされた。
親元を離れて1人の人間としての自覚をやっと持てた。
正論を振りかざす暴力
個人評価:3.7
実在の人物を映画化との事だが、ストーリー展開が駆け足で、大事なテーマが箇条書きのような印象がある。
思いに賛同した彼女の死の扱いも雑で、演出も弱いと感じる。
素晴らしい人物で、真似出来ない思想だが、物語に重厚感がないのは演出の弱さのせいだろう。
また違う見方をすると、正論を振りかざす暴力にも感じられ、ほんとんどの人間は正論を踏まえた上で、現実と向き合っているのだと。
人物としては、ロビン・ウィリアムズにハマり役な役柄と感じる。
実話というのがすごい。こんなすごい人がいるんですね。しかし、この恋...
実話というのがすごい。こんなすごい人がいるんですね。しかし、この恋愛はなんとも無理があるなー、と思った矢先の衝撃急展開。ラストに向かうにつれ、彼を必要とし、認めていく面々。良かった。しかしラストの衣装はホントにホント?どこまで本当かちょっと疑ってしまいます(笑)
こんな医者、いて欲しい。なかなかいませんよね。
現実は上から目線の偉そうな奴多し。金も儲け放題。医者の子は金の力でアホでも医者になれるが、普通の子は国立出て研修医で長期のほぼタダ働き。世の中不公平すぎます。
最近感じた世の矛盾、グチってすいません(笑)
ドクハラ
患者にはユーモアをもって治療するという突拍子もない内容ではあるが、実際の医療現場を考えると必要なことなのしれないと思わされた作品だ。日本での病院しか例える対象がないが、ドクハラ問題もこの映画を観れば多少は解決できる??ドクハラの映像見ると、確かにひどいもんなぁ。
人のもつ本質…笑い
誰かを笑わせることで、絶望的なじぶんにも居場所があると感じたアダムスに共感した。
自分にも似たような感覚が思春期にあったり、まわりの環境を笑わせることで、自分の心の中が晴れていく感覚はなにものにも変えがたい喜びだと再確認した。
自分の居場所に悩んだ時に観かえしたい作品でもある。
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