裸足のトンカ

劇場公開日:

解説

スランプに悩むスプリンターが、理想の走りを体現する女性との出会いによって再び走ることを決意するまでを描いたラヴ・ロマンス。監督・脚本は「ベティ・ブルー」「ニキータ」「マキシマム・リスク」などの名優ジャン=ユーグ・アングラードが初挑戦。主演も彼がこなしている。製作は「レオロ」のジャン=フランソワ・ルプティ。撮影は「君が、嘘をついた。」のフランソワ・カトンヌ。音楽は「ベティ・ブルー」「イングリッシュ・ペイシェント」のガブリエル・ヤレド。美術は「太陽と月に背いて」のフランソワーズ・ブノワ=フレスコ。編集は「ニキータ」のオリヴィエ・モフロワ。衣裳は「メランコリー」「愛するための第9章」のミミ・レンピカ。録音はピエール・ルノワールとエリック・ティスロン。共演は元プレタ・ポルテのモデルであるパメラ・スー、「監督ミケーレの黄金の夢」のアレッサンドロ・アベル、「ラスト・エンペラー」のウー・ハイ、「ホワイト・ハンター、ブラック・ハート」のマリサ・ベレンスンほか。

1997年製作/113分/フランス
原題または英題:Tonka
配給:アスミック=パルコ
劇場公開日:1998年5月23日

ストーリー

世界第4位の記録を持ちながらも選手生命の限界を感じ始めていた32歳のスプリンター(ジャン=ユーグ・アングラード)は、空港からパリへと向かう途中に立ち寄ったガソリンスタンドでひとりの女性を目にする。裸足のまま高速道路を駆け出していく彼女の素晴らしい走りっぷりに魅せられたスプリンターは、数日後、再びガソリンスタンドを訪れ、コカ・コーラの広告塔の中に住んでいるその女性、トンカ(パメラ・スー)と接触を持つ。まもなくしてふたりは恋に落ちた。トンカと一緒に暮らし始めたスプリンターは自分の夢を託すように走りの基礎を彼女に教えていく。始めは競争意識のなかったトンカも、スプリンターの熱意によって本格的にトレーニングに打ち込み出し、ついに競技大会で見事トップとなる。しかし試合後の検査で薬物使用の疑いを持たれたトンカは、腹を立てて競技場を飛び出し、唯一安らげる場所である空港へと向かった。だが、スプリンターが彼女を探して空港に駆けつけた時には、トンカは動物用の罠に足を挟まれて虫の息。やがて出血多量で死んでしまう。そしてスプリンターは亡き彼女の魂を受け継ぐかのように、再び陸上選手に復帰するのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く

他のユーザーは「裸足のトンカ」以外にこんな作品をCheck-inしています。