爆発!ジェットヘリ500
劇場公開日:1976年4月10日
解説
現金輸送車襲撃をめぐって展開するカーチェイス。製作総指揮はロジャー・ギンベル、監督はウィリアム・A・グラハム、脚本はジョイス・キング、撮影はジョーダン・クローネンウェスが各々担当。出演はデイヴィッド・ジャンセン、ライフ・ミーカー、イレイン・ヘイルヴェルなど。日本語版監修は岡枝慎二。テクニカラー、ビスタサイズ。1972年作品。
1972年製作/アメリカ
原題または英題:Birds of Prey
配給:東映洋画
劇場公開日:1976年4月10日
ストーリー
ハリー・ウォーカー(デイヴィッド・ジャンセン)は、今日もヘリコプターH500の操縦捍を握り、アメリカ東部ソルトレーク市上空からKBEXへ交通情報を流している。ハリーは操縦捍さえ握っていればご機嫌だった。別れた2人の妻から別居手当の催促を受けずにすむし、悩む事もない。下界の事をすべて忘れさせてくれる。だが、そんな平凡な毎日の中で、第二次大戦でグラマン戦闘機に乗って暴れまくっていたことをふと思い出す日が多くなっていた。だが、そんな感傷を吹き飛ばすような事件が起こった。ザイオン銀行の前で現金輸送車が襲撃され、マシンガンをもった3人の男が警備員を射殺するや、現金袋と若い女テレサ(イレイン・ヘイルヴェル)を人質にしたのだ。事件を目撃したハリーは、ラジオ局とソルトレーク市警のマック警部(ライフ・ミーカー)に通報。犯人の車を追跡する。ハリーのヘリが車を追いつめたと思ったら、犯人たちは屋上に待たしてあった逃走用のヘリに飛び乗った。ヘリ対ヘリの一大追跡が始まり、彼は昔、グラマン機を駆って敵機を追っていた興奮を感じないわけにはいかなかった。そんなハリーの執拗な追跡に音を上げた犯人たちは、テレサと現金袋を草むらに放り出してしまう。女の救出に成功したとき、犯人の銃弾がヘリのオイルタンクをぶち抜いた。ハリーは仕方なく愛機を峡谷の陰に降り立たせる。翌朝、ハリーは断崖に敵機がとまっているのを発見すると、嫌がるテレサを逃がして、ヘリに乗り込む。敵機もそれに気づいて飛び立った。ハリーは突如、急旋回し犯人のヘリに立ち向かった。2台のヘリは正面衝突し、大炎上を始めた。(東映洋画配給1時間20分)
スタッフ・キャスト
- 監督
- ウィリアム・A・グレアム
- 脚本
- ジョイス・キング
- 製作総指揮
- ロジャー・ギンベル
- 撮影
- ジョーダン・クローネンウェス