背徳の囁き

劇場公開日:

解説

ロサンゼルス市警に蔓延する悪を暴く若いエリート内務調査員と、たたきあげ警官の戦いをサスペンス・タッチで描く刑事ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはピエール・デイヴィッドとレネ・マロ、製作はフランク・マンキューソ・ジュニア、監督は「ストーミー・マンディ」のマイク・フィッギス、脚本はヘンリー・ビーン、撮影はジョン・A・アロンソ、音楽はM・フィッギスとアンソニー・マリネッリ、ブライアン・バンクスが担当。出演はリチャード・ギア、アンディ・ガルシアほか。

1989年製作/115分/アメリカ
原題または英題:Internal Affairs
配給:パラマウント映画
劇場公開日:1990年6月29日

ストーリー

ロサンゼルス市警に内務調査班の一員としてやって来たレイモンド・アヴィラ(アンディ・ガルシア)は、女性パートナーのエイミー・ウォーレス(ローリー・メトカーフ)と早速仕事にとりかかるが、それは警察大学時代の友人ヴァン・ストレッチ(ウィリアム・ボールドウィン)の調査だった。その頃ロス市警では、デニス・ペック(リチャード・ギア)という暗黒街にも通じている警官が、同僚たちを悪の世界に送り込んでいた。ヴァンもその内のひとりで、麻薬に溺れては、妻ペニー(フェイ・グラント)の浮気を疑い、彼女に殴りかかるのだった。調査の結果、レイモンドはヴァンの麻薬依存を知る。そして浪費家のヴァンの金の出所が、デニスの斡旋するアルバイトによって得ていることを知ったレイモンドとエイミーは、ヴァンにそれに誰が関与しているのかを話せば、懲戒免職の勧告は取り下げる、と伝える。しかしヴァンはそれを断わり、そのことを知ったデニスは、レイモンドの妻キャスリーン(ナンシー・トラヴィス)を通してレイモンドを挑発するのだった。そんなある夜、パトロール中にヴァンが射殺される。実はそれは、過去がばれることを恐れたデニスの仕組んだ罠だったのである。レイモンドは犯人を追跡し、彼からデニスに頼まれてヴァンを殺したことを聞き出すが、その男も警察の狙撃隊に殺されるのだった。一方デニスは、レイモンドにキャスリーンと浮気したことをほのめかすが、激しい言い争いの後、レイモンドは妻の潔白を知り、ふたりは愛を深める。さらにデニスは、浮気の現場をその夫に目撃され、夫婦もろとも撃ち殺す。さらにレイモンドと共にその現場に到着したエイミーを射ったデニスは、レイモンドの家に押し入り、キャスリーンを脅す。しかし駆けつけたレイモンドにデニスは殴り倒され、逮捕される。こうして部屋には恐怖に震えるキャスリーンとレイモンドだけが残った。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0ニュートラルな視点で見た

2024年6月21日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

悪徳警官ものとでも言うのか、一時期刑事ものばかりになった日本のテレビドラマからは考えられないほどに、アメリカの警官って正義の味方からほど遠い存在なんですね。 おまけに、ギアが演じた主人公は、親友の妻も寝とるほどの、鬼畜ぶりで、いっぺんに彼のことが嫌いになりました。 クールな男前の印象だったのが、ぶち壊し。

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うそつきかもめ

3.0結末が酷い

2023年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

2023年11月3日 映画 #背徳の囁き(1989年)鑑賞 ロス市警の刑事 #リチャード・ギア は、職権を使い悪事に手を染めていた。内務調査班の #アンディ・ガルシア が、警察内の不正を探るためやってきたが、彼はデニスに翻弄されることに リチャード・ギアは悪役が似合うな

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とし

1.5奥さんのパンティ

2022年5月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

日本では『プリティ・ウーマン』と同じ年に公開された本作でのリチャード・ギア演じる悪役が様になる存在感で、ギャップのある役柄を双方共に演じ切った、後年にはアントワーン・フークア監督作『クロッシング』でも制服警官の役を演じていた。 リチャード・ギアは頭のキレる汚職警官を演じているかと思いきや終盤は単に連続殺人犯でしかない雑な演出が目立ち、賢そうなアンディ・ガルシアも嫉妬に狂いそこら中に怒りをブチ撒ける単純な人物像で。 気になるのは奥さんが下着を履いていたのか否か、あれで履いていなかったら物語が少し面白くなっていたような気もする!?

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万年 東一

1.0後味の悪いポリス・ストーリー

2022年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
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odeonza