トライアル 審判

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解説

1912年のプラハを舞台に、不条理なできごとに翻弄されていく男の姿を描くサスペンス・ミステリー。監督は「ジャックナイフ」のデイヴィッド・ジョーンズ。製作はルイス・マークス。エクゼクティヴ・プロデューサーはコビ・イエーガーー、レニエロ・コンポステラ、マーク・シーヴァス。フランツ・カフカの小説「審判」をもとに、「待女の物語」のハロルド・ピンターが脚本を執筆。撮影は「ジャック・ルビー」のフィル・メヒュー。音楽は「レインボウ」のカール・デイヴィスが担当。主演は「ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間」のカイル・マクラクラン。他に「ドラキュラ」のアンソニー・ホプキンス、「ストーリービル 秘められた街」のジェーソン・ロバーズ、「魅せられて四月」のポリー・ウォーカー、「数に溺れて」のジュリエット・スティーヴンソンらが出演。

1992年製作/イギリス
原題:The Trial
配給:東京テアトル=東北新社

ストーリー

プラハの銀行の業務課長ヨーゼフ・K(カイル・マクラクラン)は三〇歳の誕生日の朝、突然逮捕される。だが現れた男たちは、その理由を言わず、「確かなのは逮捕されたことだけだ」と繰り返す。だがKは拘束はされず、彼は混乱したまま出勤する。帰宅したKは、隣室のビュルストナー嬢に今朝の一件を話し、言い寄るが失敗する。しばらくして、Kは審問会の呼び出しを受ける。指定された場所に出頭すると、そこはアパートの一室で、中には多くの人々が待っていた。Kは自分の無罪を主張するが、予審判事に不利になるだけだと注意を受ける。逮捕を知ったKの叔父(ロバート・ラング)は、Kを連れて友人の有力弁護士フルト(ジェーソン・ロバーズ)に弁護を頼みに行く。Kはフルトの家政婦で愛人でもあるレーニ(ポリー・ウォーカー)の誘惑に負けてしまう。レーニはKに法廷画家のティトレリ(アルフレッド・モリーナ)を紹介する。ティトレリは、裁判は永遠に終わらないと語り、Kは絶望する。Kはフルトを解職し、自分で自分の弁護をすることを決意した。数日後、Kは大聖堂で神父(アンソニー・ホプキンス)に呼ばれ、裁判所、権力を糾弾するKをたしなめ、掟の門の前に座って、死ぬまで入門の許しがおりるのを待ち続けた男の寓話を語った。Kはその静かな語調に自分の運命を予感した。しばらくしてKは荒涼とした風景の中で、男たちに組み伏せられ、無抵抗のうちに処刑されるのだった。

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