友よ静かに死ね

劇場公開日

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解説

古きよき時代のギャング達を描いた犯罪物語。製作はアラン・ドロン、監督は「フリックストーリー」のジャック・ドレー、脚本はアルフォンス・ブーダールとジャン・クロード・カリエール、原作はロジェ・ボルニッシュ(徳間書店刊)、撮影はシルヴァーノ・イッポリティ、音楽はカルロ・ルスティケリが各々担当。出演はアラン・ドロン、ニコール・カルファン、ローラン・ベルタン、アダルベルト・マリア・メルリなど。

1976年製作/フランス
原題:Le Gang
配給:東宝東和

ストーリー

1945年、パリにはまだ戦争の傷跡が残っている。さわやかな風の吹き抜ける木立ちの中、シトロエンを磨いている男達がいた。彼らこそ、今をときめく神出鬼没の犯罪をくりひろげているシトロエン・ギャングだった。この日もまた元気よく仕事に出た彼らだが、帰って来た時は、いつもと違っていた。ジョー(ザビエル・デプラス)が、ロベール(アラン・ドロン)の恋人マリネット(ニコール・カルファン)のもとへ駈けていく--。彼女がロベールと知り合ったのは1年前、彼女が働くバーで彼がアメリカ兵と喧嘩を演じた時だった。以来、彼女は彼の本業を知りつつも、彼の仲間の友情と、我が子同様に彼の面倒をみて来たフェリシア(ラウラ・ベッティ)の優しさにふれ、そして彼らにとけこんでいった。シトロエン・ギャングの手口は大胆不敵、常に警察をケムに巻き、仕事はスムースに進んでいた。静かなある日、レイモン(ローラン・ベルタン)の子供の洗礼式が、彼らの大先輩で今は隠退しているコルネリウス(レイモン・ビュシェール)の世話で行なわれ、その後パーティが始まった。場所はアジトのスカンボ亭。宴も終わりに近づいている頃、彼らをパリ警察の捜査網が包囲している。マリネットとレイモンをフェリシアの家に送り届けて来たロベールは、木立ちの陰の警察隊を発見した。すでに彼らの包囲から脱出する方法はない。ロベールに一案ひらめいた。県警にギャングの襲撃をうけていると電話し、急拠かけつけた県警が包囲している警察と同士討ちを始めたのだ。その間に闇の中を逃げる一行。再び、銀行を襲う日がやって来た。あいかわらずの手ぎわの良さで銀行強盗はやり終えるが、ロベールはマリネットへのプレゼントに向いの宝石店に押し入り、女主人に撃たれてしまった--。ジョーの知らせで、ロベールのもとに駆けつけるマリネット。彼はニコリとほほえんで息を引いた。翌朝、彼の埋葬が行なわれた。呆然と立ちすくむマリネットに、ジョーは近づき、ロベールが宝石店より盗んできたブレスレットを静かに彼女に手渡すのだった。

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映画レビュー

3.5残念な髪型でした

Cape Godさん
2013年3月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

総合:65点
ストーリー: 65
キャスト: 70
演出: 70
ビジュアル: 70
音楽: 65

 アラン・ドロンはまるで「俺たちに明日はない」のクライドのような、自由気ままに強盗を重ねる犯罪者。一応強盗は計画的に犯罪をするのだが、その日暮らしで未来を考えない幼さが伝わる。何か欧州よりもハリウッド映画のような派手な破滅の雰囲気が漂い、これはクライド同様の結末が見えたなと感じる。実際、映画の中でも彼の育ての親役がそのようなことを匂わす発言をする。

 ドロンの恋人役のニコール・カルファンが、どうにもならないとわかっていながら犯罪者ドロンを純粋に愛する女を演じ、顔の美しさ・露出の大きめの胸と合わせて魅力的。
 しかしドロンの髪型は何ともしがたい。今まで犯罪者ならば頭脳明晰でクールな役が多かったドロンが、ここでは思いのままに暴走する育ちの悪い軽いチンピラあがりのような役柄。それを考慮してのイメージ・チェンジを試みたのだろうか。二枚目がコントを演じるコメディアンのようで、最初は彼だとわからなかった。彼の犯罪者映画としては平均以下かな。

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Cape God
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