友よ、風に抱かれて

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解説

ヴェトナム戦争で死んだ兵士を埋葬するアーリントン墓地を舞台に、アメリカ人にとってヴェトナム戦争とは何だったかを問う「ペギー・スーの結婚」のフランシス・フォード・コッポラ監督作品。製作はマイケル・レヴィーとF・コッポラ、エグゼクティヴ・プロデューサーはスタン・ウェストン、ジェイ・エメット、フレッド・ルース。ニコラス・プロフィットの原作を「ブラック・ウィドー」のロナルド・バスが脚本化、撮影はジョーダン・クローネンウェス、音楽はF・コッポラ監督の実父のカーマイン・コッポラ、編集はバリー・マルキンが担当。出演はジェームズ・カーン、アンジェリカ・ヒューストンほか。

1987年製作/アメリカ
原題:Gardens of Stone
配給:コロムビア映画

ストーリー

1968年、ヴェトナム戦争たけなわの頃のバージニア州フォート・マイヤーの陸軍基地では、戦死者をアーリントン国立墓地に埋葬する儀式を司るために若く優秀な新兵を訓練していた。第3歩兵隊と呼ばれ、戦時には毎日十数名もの戦死者を葬る名誉ある任務は、アメリカの兵士の憧れの的だった。ある日、この基地に配属されて来たジャッキー・ウィロー(D・B・スウィーニー)を迎えたのは、クレル・ハザード曹長(ジェームズ・カーン)と、黒人のネルソン上級曹長(ジェームズ・R・ジョーンズ)だ。ウィローは、墓を守るよりも祖国のためにヴェトナムで戦いたいと主張するが、戦争にうんざりしているハザードもネルソンも戸惑うばかりだった。そのハザードにはワシントン・ポストの女性記者で、平和運動家として知られるサマンサ・デイヴィス(アンジェリカ・ヒューストン)という恋人がいた。また戦争に悲観的なハザードに、上官のトーマス大尉(ディーン・ストックウェル)は「軍人に主義主張は不要だ」と忠告する。一方、ウィローは着々と軍人として成長し、幼なじみの美しい娘レイチェル(メアリー・スチュアート・マスターソン)と結婚した。ハザードとサマンサは、この若いカップルを祝福し、個人的な交わりを深めた。1969年、ウィローは念願かなって少尉としてヴェトナムの戦場に出兵した。折りからヴェトナム戦争は次第に激しさを増し、テレビは連日のように凄惨な戦場のニュースを流し続けた。やがて新妻レイチェルが最も恐れていた瞬間がやってきた。ウィロー少尉の戦死の通知だ。アーリントンでは、ウィローの遺体を納めた棺が第3歩兵隊の手で埋葬されようとしていた。それを複雑な気持ちで見守るハザードやネルンン、サマンサたち。若くして未亡人となったレイチェルに合衆国大統領から星条旗が贈られたが、彼女の絶望感を癒すことはできなかった。

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映画レビュー

3.0地獄の黙示録の裏側で

kossyさん
2020年5月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 戦争映画ではあるが、戦争シーンは演習風景を含め、ほんのちょっとだけ。コッポラが激しい戦闘シーンはもう描き切ったために、家族や周囲の人だけを中心にしたともとれる。

 「戦争は憎いが反戦運動はもっと憎い」と主張するクレル・ハザード曹長(ジェームズ・カーン)。新兵であるジャック・ウィロー(D・B・スウィーニー)はベトナム戦死者を弔う儀式にはうんざりして、名誉勲章も階級ももっと上を目指したいがためにベトナムの前線行きを願っているのだが、「ベトナムに前線なんてない!」と言うクレルの忠告も受け入れようとしないのだ。

 一方、バツイチのクレルはマンションの同じ階に住むサマンサ・デイビスと仲良くなるのだが、彼女はワシントン・ポスト記者でもあり、反戦家。戦争推進派ではないため、2人の恋も上手くいくのだが、このアンバランスさが面白い。クレルとしては「本当に戦争を憎んでるのは兵士だ」と筋を通していて、これ以上部下を死なせたくない一心なのです。

 一見平和なバージニア州アーリントン。しかし、そこで訓練された兵士は否応なくベトナムへと送られる。徴兵ではなく士官学校まで進むジャックなんてのは、今でいう平和ボケなんじゃないかと思うくらいの野心家兵士。戦地の恐ろしさおぞましさを知ってる曹長たちは、いかに生き残るかを教えることしかできないもどかしさも感じているのです。

 かなり呆気ない展開で無意味な戦争を描いているけど、それほど強い反戦メッセージは感じられません。ただ、皮肉とも言える意外な名誉勲章授与があったり、ローレンス・フィッシュバーンが無事に帰還したことなど、記憶には残る映画でした・・・

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kossy
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