トーマス・クラウン・アフェアー

劇場公開日:

解説

絵画強盗を道楽にする大富豪と保険会社の敏腕女性調査員の危険な駆け引きを描くサスペンス。スティーヴ・マックイーン、フェイ・ダナウェイ主演で映画化された「華麗なる賭け」のリメイク。監督は「ダイ・ハード1、3」のジョン・マクティアナン。脚本はオリジナルのアラン・R・トラストマンの原案を元に、「ミセス・ダウト」のレスリー・ディクソンと「スフィア」のカート・ウィマーが担当。製作はボー・セントクレアと主演の「ダンテズ・ピーク」のピアース・ブロスナン。撮影は「ディープ・インパクト」(第2班)のトム・プリーストリー。音楽は「ロッキー」シリーズのビル・コンティ。衣裳は元『ヴァニティ・フェア』誌のデザイナーのケイト・ハリントン。共演は「リーサル・ウェポン4」のレネ・ルッソ、オリジナルでヒロインをつとめたフェイ・ダナウェイ(「ジャンヌ・ダルク」)、「サンドラ・ブロックの恋する泥棒」のデニス・レアリー、スーパーモデルのエスター・カニャーダス、「ビッグ・リボウスキ」のベン・ギャザラほか。

1999年製作/113分/アメリカ
原題または英題:The Thomas Crown Affair
配給:UIP
劇場公開日:1999年11月13日

ストーリー

ニューヨーク。トーマス・クラウン(ピアース・ブロスナン)は自身のビル“クラウン・タワー”を根城に辣腕を奮う大富豪。だが彼は裏で名画を鮮やかな手口で盗み出すことを道楽としていた。夏のある日、美術館からモネの絵画が白昼堂々消えた。保険会社から派遣された敏腕調査員キャサリン・バニング(レネ・ルッソ)は真犯人の存在をニューヨーク署のマッキャン警部(デニス・レアリー)に告げる。クラウンに会ったキャサリンは大胆にも彼が犯人だと指摘。クラウンは騒がず、彼女の挑戦を受けて立った。キャサリンはクラウンをデートに誘い出し、彼の屋敷の合鍵を手に入れて侵入、美術館のようなそこで件のモネの絵画を発見。ところがそれは贋作だった。はめられたと知ったキャサリンはクラウンに会いに行くが彼はそこで謎めいた美女アンナ(エスター・カニャーダス)と踊っていた。ふたりの間に割り込み、情熱的に踊ってみせるキャサリン。ふたりはその夜結ばれた。ひとときのヴァカンスを楽しむふたりだが、クラウンは頻繁にアンナと密会していた。それを知って本来の自分を取り戻したキャサリンに、クラウンは不動産を処分して一緒に逃亡しようと持ちかける。愛と仕事意識の間で揺れるキャサリン。そんな彼女にクラウンは「明日、モネの絵を美術館に返す。その後逃亡しよう」と告げた。かくしてキャサリンとクラウンは、お互いの愛と信頼に対して最後の賭けに挑むのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

3.5知的な人間による華麗な犯罪

2023年10月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ピアースブロスナン扮するクラウン投資社長トーマスクラウンは、美術館からモネの絵を見事に盗んで ご機嫌に家で眺めた。

室温を5℃上げて絵を盗むなんてテクニシャンだね。知的な人間による華麗な犯罪。トーマスクラウンをリストに挙げたレネルッソ扮する調査員キャサリンバーニングも直接アタックするなんて大したものだ。ふたりの直接対決の展開だが、レネルッソがちょっと老けてて見えてときめく様な事はなかったのが極めて残念だな。でも体当たり演技は良かったね。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
重

5.0驚きの関係度の高さ

2021年12月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

当初B級映画を見るノリで見始めたら余りの完成度の高さに度肝を抜かれた。良く練られたシナリオ、最後まで飽きさせない役者の緊張感ある演技。見る側を楽しませる様々な夢のような疑似体験と男女の留まる事のない駆け引きとそれに絡める美術品をめぐる犯罪サスペンス。スティングのBGMがまたとてもいい。そして美術に興味のある人には幾重にも張り巡らされた知的な仕掛け。素晴らしい。言うことなし。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
mark108hello

3.090年代らしいわかりやすさ

2021年6月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

投資家のブロスナンと保険屋のトリックとロマンスな映画。無駄にセレブなブロスナンの行動がわかりやすくて90年代。逃げたあと仕事はどうするんだ?という突込み沢山。

ラスト、保険屋を騙して他の女と落ちあって欲しかった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ho

3.0怪盗クラウン

2020年12月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
odeonza

他のユーザーは「トーマス・クラウン・アフェアー」以外にこんな作品をCheck-inしています。