テキサスSWAT
劇場公開日:1985年11月23日
解説
一匹狼のテキサス・レンジャーが、娘を誘拐した武器商人を倒すまでのアクション映画。トップキック・プロが製作協力。製作はヨラム・ベン=アミ、スティーヴ・カーヴァー。監督は「超高層プロフェッショナル」(79)のスティーヴ・カーヴァーで、主演のチャック・ノリスとはAn Eye for An Eye(81)に次いで2作目のコンビ。H・ケイ・ダイアルとB・J・ネルソンの原案に基づき、B・J・ネルンンが脚色。撮影はロジャー・シャーマン、音楽はフランチェスコ・デ・マージが担当。出演はノリスの他に、デイヴィッド・キャラダイン、バーバラ・カレラなど。
1983年製作/アメリカ
原題または英題:Lone Wolf McQuade
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1985年11月23日
ストーリー
一匹狼のテキサス・レンジヤーのマッケード(チャック・ノリス)は、協調性に欠けると、隊長のタイラー(R・G・アームストロング)から怒られてばかり。彼を監視する意味もこめて、若いメキシコ人隊員ケイヨ(ロバート・ベルトラン)をパートナーにつけた。彼は縛られるのを嫌い、ケイヨを無視するが、ケイヨはあきらめず後をつけていく。翌日、彼は別れた妻モリー(シャロン・ファレル)の家へ行き、娘のサリー(ダナ・キメル)をつれて馬場へ出かけ、ローラ(バーバラ・カレラ)というエキゾチックな美女と知り合った。そんな2人にローラのビジネス・パートナー、ウィルクス(デイヴィッド・キャラダイン)が鋭い視線を送っていた。ある夜、サリーがボーイフレンドとデートしていて、輸送中の兵器がハイジャックされる現場を目撃した。ボーイフレンドは殺され、サリーは大けがを負う。FBIの黒人捜査官ジャクソン(レオン・アイザック・ケネディ)も加わっての捜査の結果、中南米のテロリストに武器を密輸している組織の存在を知り、アジトを急襲。1人をつかまえ、マッケードとは仲のよい元レンジャー隊員ダコタ(L・Q・ジョーンズ)の所にあずけた。彼の家ヘローラが押しかけてきて、いつしか2人は心がかよいあう。密輸組織の黒幕はウィルクスであった。彼はダコタと人質を殺し、マッケードの家にも銃弾の嵐をみまった。マッケード、ケイヨ、ジャクソンは空から大捜査を行ない、秘密の飛行場を発見して接近するが、見つかり痛めつけられた上に車もろとも埋められてしまった。だが、タフなマッケードははい出てきた。必死にリハビリを行なうマッケード。ウィルクス一味はサリーを誘拐した。マッケード、ケイヨ、ジャクンンは重装備に身を固め、メキシコの山岳地帯にあるウィルクスの基地を襲撃。ウィルクスとは空手の決闘で彼を倒し、サリーを無事に救出した。
スタッフ・キャスト
- 監督
- スティーブ・カーバー
- 脚色
- B・J・ネルソン
- 原案
- H・ケイ・ダイアル
- B・J・ネルソン
- 製作
- ヨラム・ベン・アミ
- スティーブ・カーバー
- 撮影
- ロジャー・シャーマン
- 美術
- Norm Baron
- 音楽
- フランチェスコ・デ・マージ
- 編集
- アンソニー・レッドマン
- 字幕
- 尾坂力