中国女
劇場公開日:2023年4月23日
解説
ジャン=リュック・ゴダール監督が、毛沢東主義をはじめとする新左翼思想の勉強会をするパリの若者たちを描き、1968年にパリで起きた五月革命を予見したといわれる作品。
中国が文化大革命の最中にあった1967年、夏。哲学科の大学生ヴェロニク、俳優ギヨーム、経済研究所に勤めるアンリ、画家キリロフ、元娼婦のイヴォンヌら5人の若者が、パリのアパルトマンで共同生活を始める。彼らは勉強会で議論を交わしあう中で、次第に毛沢東主義に傾倒していく。やがてヴェロニクは、ある文化人の暗殺を提案するが……。
ゴダール監督の当時のパートナーであるアンヌ・ビアゼムスキーがヴェロニク役で主演を務め、「大人は判ってくれない」のジャン=ピエール・レオが俳優ギヨーム、「彼女について私が知っている二、三の事柄」のジュリエット・ベルトが元娼婦イヴォンヌを演じた。1967年・第28回ベネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞。
1967年製作/90分/フランス
原題または英題:La Chinoise
配給:アダンソニア、ブロードウェイ
劇場公開日:2023年4月23日
その他の公開日:1969年5月30日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジャン=リュック・ゴダール
- 脚本
- ジャン=リュック・ゴダール
- 撮影
- ラウール・クタール
- 編集
- アニエス・ギュモ
受賞歴
第28回 ベネチア国際映画祭(1967年)
受賞
審査員特別賞 | ジャン=リュック・ゴダール |
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