「血と砂(1922)」を配信している動画配信サービス(VOD)
「血と砂(1922)」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!

自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「血と砂(1922)」を楽しむ方法をまとめて紹介します!
「血と砂(1922)」の配信サービス一覧
配信サービス | 配信状況 | 料金 | |
---|---|---|---|
| レンタル | サイトにてご確認下さい | 今すぐ見る |
「血と砂(1922)」の配信サービス詳細
おすすめポイント
配信本数業界最大級、見たい作品がきっと見つかる!
配信形態
見放題 / レンタル / 購入
無料期間
初月
月額料金
プレミアムコース550円(税込)/プレミアム&見放題コース1,078円(税込)
ダウンロード可否
可能
※セル作品をダウンロードすることが可能
特典
(ポイント付与等)
毎月550ポイント発行/クーポン50枚付与
支払い方法
クレジットカード(VISA/MASTER/JCB/アメリカンエキスプレス/ディスカバー/ダイナースクラブ)、キャリア決済、Googleのアプリ内課金
全作品数
250,000本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介

解説
「黙示録の4騎手」の原作者として広く知らるるスペイン文豪ヴィセンテ・ブラスコ・イバネス氏の同名の小説を長らくメトロ社に脚色部長として在社し「黙示録の4騎手」「征服の力」等の名作を現したジューン・メイシス女史が脚色し、「三銃士(1921)」「奇傑ゾロー」「性」及びエニッド・ベネット映画の監督者として名高きフレッド・ニブロの監督したもの。主役は「シーク」「海のモーラン」「黙示録の4騎手」「征服の力」等に出演した米国第一の人気者ルドルフ・ヴァレンティノ氏で、相手役は「魂の入れ替」「屋上の椿事」出演のライラ・リー嬢と「狂える悪魔」「人生」等出演のニタ・ナルディ嬢である。その他パ社の名悪役ウォルター・ロング氏や「奇傑ゾロー」のジョージ・ベリオラット氏、ロバート・マッキム氏夫人たるドーカス・マシューズ嬢等が共演している。米国に於いて大々的に好評を博した映画である。
あらすじ
ファン・ガラルドはスペインに小村に生まれた貧しい子供じあったが野心に燃え又浪漫的な彼は名闘牛師とならんと志した。地方の闘牛場は数回の成功を重ねた彼はやがてセヴィルの都に表れた。しこうして彼は忽ちにしてスペインの花として謳わるるに至った。闘牛場に彼が益々名声を博していた時彼の勇姿に惹き付けられた者は情熱の女ドナ・ソールであった。ソールの艶姿は一歩々々とファンの魂を奪った。ファンは全く彼女に魅せられてしまった。しこうして彼はまだ名声を博しないうちに結婚した幼友達にして且つ糟糠の妻たるカルメンと彼との間には深い溝が穿たれた。然しファンの歓楽は忽ちにして過ぎ去った。ソールは直ぐにファンに倦いて彼を棄ててしまった。カルメンも彼は許してはくれなかった。彼は自暴となった。光栄ある闘牛の日に彼狙いを外して猛牛の角に突かれた。彼の最後の息を溜らす時に妻のカルメンは彼を許した。場内からは新しき闘牛師を喝采する声が聞こえてくる。
レビュー

たいちぃさん
投稿日:2022-05-01
シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞。
本作の監督はフレッド・ニブロとされているが、ドロシー・アーズナーも演出に参加しているので観に行った。(ノン・クレジット)
また、この映画はIVCからDVD発売されているが60分表記だが、今回の上映では1時間46分だったこともあり、シネマヴェーラ鑑賞。
スペインの闘牛士になった男が、栄光と実力そして可愛い妻を手に入れるが、上流社会の悪女の毒牙にかかって身を滅ぼしていく……というノワール的なサイレント映画。
スペインのセビリアを舞台として、闘牛士を目指す青年ホアン(ルドルフ・ヴァレンチノ)は幼馴染の可愛い女性カルメン(ライラ・リー)に惚れている。
踊りと音楽の場面では、カスタネットの音がスペインらしい感じ。
そうした社交場で、ホアンは女性にモテるのだが「女は嫌いだ。一人を除いて…」とカルメンへの一途さを見せる。
そして、ホアンは闘牛で牛に殺された友人の復讐として、その牛を倒したあたりから人気急上昇。彼は、カルメンと結婚する。結婚披露宴でのカルメンは可憐なファッションを見せる。
そんな幸せなホアンが、「死んだ友人の母親と出会う」・「窓から外を見たら葬式している」などの凶事が続いて「嫌な予感」をしていた時、【平穏を壊す女】=ドナ・ソル(ニタ・ナルディ)と出会ってしまう。
その女に誑かされたホアンは「2人の女性を愛する男」になってしまったのだが……。
この後は長くなるので、割愛。
この映画では、「人をたくさん殺してきて指名手配中の盗賊」と「牛をたくさん殺して栄光を得る闘牛士」は基本的に同じ人種ではないだろうか……といった描き方をしているあたりが、洞察深い描き方がされていて面白い。
また、彼らを対比するように描いた終盤も見事。
しかし、残虐さを好む真の獣は、闘牛を観に来る観客たちだ…という痛烈なテーマが心に残る。
アイロニー的テーマが痛烈なサイレント映画の佳作。
本作の監督はフレッド・ニブロとされているが、ドロシー・アーズナーも演出に参加しているので観に行った。(ノン・クレジット)
また、この映画はIVCからDVD発売されているが60分表記だが、今回の上映では1時間46分だったこともあり、シネマヴェーラ鑑賞。
スペインの闘牛士になった男が、栄光と実力そして可愛い妻を手に入れるが、上流社会の悪女の毒牙にかかって身を滅ぼしていく……というノワール的なサイレント映画。
スペインのセビリアを舞台として、闘牛士を目指す青年ホアン(ルドルフ・ヴァレンチノ)は幼馴染の可愛い女性カルメン(ライラ・リー)に惚れている。
踊りと音楽の場面では、カスタネットの音がスペインらしい感じ。
そうした社交場で、ホアンは女性にモテるのだが「女は嫌いだ。一人を除いて…」とカルメンへの一途さを見せる。
そして、ホアンは闘牛で牛に殺された友人の復讐として、その牛を倒したあたりから人気急上昇。彼は、カルメンと結婚する。結婚披露宴でのカルメンは可憐なファッションを見せる。
そんな幸せなホアンが、「死んだ友人の母親と出会う」・「窓から外を見たら葬式している」などの凶事が続いて「嫌な予感」をしていた時、【平穏を壊す女】=ドナ・ソル(ニタ・ナルディ)と出会ってしまう。
その女に誑かされたホアンは「2人の女性を愛する男」になってしまったのだが……。
この後は長くなるので、割愛。
この映画では、「人をたくさん殺してきて指名手配中の盗賊」と「牛をたくさん殺して栄光を得る闘牛士」は基本的に同じ人種ではないだろうか……といった描き方をしているあたりが、洞察深い描き方がされていて面白い。
また、彼らを対比するように描いた終盤も見事。
しかし、残虐さを好む真の獣は、闘牛を観に来る観客たちだ…という痛烈なテーマが心に残る。
アイロニー的テーマが痛烈なサイレント映画の佳作。
鑑賞日:2022年5月1日 映画館で鑑賞
コメント (0件)
おすすめの作品をチェック
本ページに掲載されている商品およびサービスの名称は各社の商標または登録商標です。
ビデオマーケットは、株式会社ビデオマーケットの商標または登録商標です。