地上最大の脱出作戦

劇場公開日:

解説

ブレイク・エドワーズとモーリス・リッチリンの原作を、ウィリアム・ピーター・ブラッティが脚本化し、「グレート・レース」のブレイク・エドワーズが製作・監督した。撮影はフィリップ・ラスロップ、音楽はヘンリー・マンシーニが担当。出演はジェームズ・コバーン、ディック・ショーン、セルジオ・ファントーニ、ジョヴァンナ・ラリ、アルド・レイ、ハリー・モーガンほか。

1966年製作/アメリカ
原題または英題:What Did You Do in the War, Daddy?
配給:ユナイト映画
劇場公開日:1967年7月15日

ストーリー

第2次大戦末期、C中隊にバレルノ市を占領せよという命令が入った。キャッシュ大尉(ディック・ショーン)が中隊を率いてバレルノ市近郊に迫った時、ドイツ敗戦を信ずる、イタリア軍守備隊長オポ大尉(セルジオ・ファントーニ)は、バレルノ市長の娘で美人のジーナ(ジョヴァンナ・ラリ)を軍使に送って来た。無血降伏をするが、プライドを傷つけることなく、ワインを飲みながらパーティを開き、その席上で降伏したいというのだった。ふざけてると、陸士出のキャッシュ大尉は大いに怒ったが、歴戦の勇士クリスチャン少尉やリッツォ軍曹(アルド・レイ)のとりなしで、やっとしぶしぶ承諾する始末だった。おかげで、日暮れ頃ともなると、師団本部へは激戦中と報告してあったにもかかわらず、町は飲めや歌えの大騒ぎとなってしまった。町中に溢れるワイン、イタリア娘のダンス、喧嘩、さしものお堅いキャッシュ大尉も酔っぱらい、そのうえ、C中隊の半分の兵隊は、イタリア兵とのバクチに負けて軍服をまきあげられる気違いじみたお祭りとなってしまった。そんな頃、驚くべきニュースが伝えられた。情報将校ポット少佐(ハリー・モーガン)がやって来るというのだ。GIもイタリア兵も大あわてにあわてた。さらに、ドイツ歩兵の1個中隊が、町に乗りこんできたから、この騒ぎが益々大きくなってしまった。いまや誰がアメリカ兵で、イタリア兵でまた、新しく来たドイツ兵か、わけが分からなくなってしまった。そんなところへ到着したポット少佐は、イタリア兵の軍服を着たアメリカ兵にブタ箱へほうりこまれてしまった。その間に、うまく事態を収拾しようというのだ。ポット少佐が、正式のアメリカ兵にブタ箱から出された時には、市には星条旗がひるがえり、空には花火が打ちあげられるのどかな光景と変わっていた。

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