ダーティファイター 燃えよ鉄拳

劇場公開日:

解説

長距離トラックの運転手でケンカ好きの男ファイロ・ベドーの世紀の対決を恋と笑いで描く。製作総指揮はロバート・デイリー、製作はフリッツ・マーネイズ、監督はこれがデビューのバディ・バン・ホーン。ジェレミー・ジョー・クロンスバーグの原案を基にスタンフォード・シャーマンが脚色。撮影はデイヴィッド・ワース、音楽はスナッフ・ギャレットとスティーヴ・ドーフ、編集はフェリス・ウェブスターとロン・スパング、製作デザインはウィリアム・J・クリーバーが各々担当。出演はクリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック、ジョフリー・ルイス、ウィリアム・スミス、ハリー・ガーディノ、ルース・ゴードン、マイケル・カバナーなど。

1980年製作/アメリカ
原題または英題:Any which Way You can
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1981年1月31日

ストーリー

長距離トラックの運転手ファイロ・ベドー(クリント・イーストウッド)はアメリカ大陸を仕事場に好きなケンカにあけくれている。ケンカといっても飛び道具を一切使わない素手の殴り合いで、ボクシングのようにお客を集めては金を賭けさせ、そのアガリを貰うという、商売つきのものだった。その商売の経済面を取りしきるのが親友のオービル(ジョフリー・ルイス)とチンパンジーのクライド。この無敵のファイロに目をつけたのが地元のヤクザやギャンブラーたち。ワイオミングでも有名なケンカのプロ、ジャック・ウィルソン(ウィリアム・スミス)とファイロを対決させてひと儲けしようというのだ。そんな彼らの計画に乗るファイロではない。彼はあっさり断った。しかし、以前から彼が夢中になつているカントリー・ソングの美人歌手リン・ホルジー・テイラー(ソンドラ・ロック)が誘拐されてしまい、リンの生命とひきかえに、ジャックとの闘いを引き受けるファイロ。そして彼を狙うグループがもう1組いる。リンにちょっかいを出したためにファイロにいためつけられた中年不良グループブラック・ウィドーの面々。いよいよ注目の1戦がジャクソン・ホールで行なわれる日、当の相手ジャックは、ファイロが以前トレーニング中に知.り合って意気投合したカッコイイ男だった。2人は賭けに利用されるのではなく、ケンカの相手に申し分のないこの試合に改めて意欲を燃やした。かくて人気のない駐車場で観客を無視してはじまったこの2人の男の死闘はそのまま大通りへとくり拡げられ、やがて、町中の人々が集まり興奮の渦へと発展するのだった。

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映画レビュー

2.5喧嘩が大好きな男とそれを愛でるアメリカ

2023年10月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

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parsifal3745

3.0なぜ続編を作ろうと思ったのか不明・・・な作品

2023年1月5日
スマートフォンから投稿

1978年の"ダーティファイター"の続編

前作同様、中途半端な空回り気味のコメディタッチシーンが散りばめられた作品で、今回もおバカコメディを目指したのに失敗しちゃった?
と聞きたくなる作品・作風でした

特にモーテルの部屋のシャンデリアライトにオランウータンがぶら下がり ユラユラさせて遊ぶシーンに続いて、同じことをクリント・イーストウッドさんが満面の笑顔でやりますが、あまりにもイーストウッドさんのキャラに合っておらず、私の中での映画鑑賞史上稀にみる最も衝撃を受けたドン引きシーンでした(笑)

その他、イーストウッドさん達がオランウータンの恋人を探しに夜の動物園に忍び込み、そのメスを連れてモーテルで"ひととき"を過ごすくだりや、旅の道中で前作でも出てきた どんくさいバイク集団「毒グモ団」が追って来るわ、ギャング団にも追われ・・・と、ドタバタちっくなストーリー展開となります

本作の唯一の見所は前作に引き続き登場のソンドラ・ロックさんが観られる所でしょうか
相変わらずとても綺麗な女優さんです

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Jett

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