戦争と平和(1965~67)
劇場公開日:2020年9月18日
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解説
文豪トルストイによる小説をソ連のセルゲイ・ボンダルチュク監督が4部作で映画化した一大歴史ロマン。トータルで420分にも及ぶ大作で、1965年から67年にかけて第1部「アンドレイ・ボルコンスキー」、第2部「ナターシャ・ロストワ」、第3部「1812年」、第4部「ピエール・ベズーホフ」の4部作として公開されたが、日本では「第一部」と「完結篇」の2作にわけ、それぞれ66年、67年に公開された(第一部=1966年7月23日公開/完結篇=1967年11月23日公開)。1805年のペテルブルク。ベズーホフ伯爵の非嫡出子ピエールがフランスから帰国。放蕩息子だが父から溺愛されるピエールは莫大な財産を相続する。一方そのころ、ヨーロッパではナポレオンの侵攻により戦火が広がっていた(第1部)。ロストフ家の長女ナターシャとアンドレイ侯爵が舞踏会で出会い、恋に落ちるが、結婚を反対されたアンドレイはナターシャを残して外国へ旅立つ(第2部)。1812年、ナポレオン率いるフランス軍がロシアに侵攻。ロシア軍は圧倒されるが、クトゥーゾフ将軍の登場よって戦局は変化し始める。そして、そんなロシア軍の中にアンドレイの姿があった(第3部)。フランス軍の侵攻で混乱したモスクワでは、ピエールがナポレオン暗殺を決意し、街中に潜んでいたが……(第4部)。第41回アカデミー外国語映画賞受賞。2020年9月、「セルゲイ・ボンダルチュク生誕100周年記念特集」(20年9月18日~、東京・アップリンク吉祥寺)で全4部を上映。
1967年製作/424分/ソ連
原題または英題:War and Peace
配給:パンドラ
劇場公開日:2020年9月18日
その他の公開日:1966年7月23日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- セルゲイ・ボンダルチュク
- 製作
- セルゲイ・ボンダルチュク
- 原作
- レオ・トルストイ
- 脚本
- セルゲイ・ボンダルチュク
- ワシリー・ソロビヨフ
- 撮影
- アナトリー・ペトリツキー
- アレクサンドル・シェレンコフ
- イオランダ・チェン・ユーラン
- 美術
- ミハイル・ボグダノフ
- ゲンナジー・ミャスニコフ
- 編集
- タチアナ・リハチェワ
- 音楽
- バチェスラフ・オフチンニコフ