0011ナポレオン・ソロ対シカゴ・ギャング

劇場公開日:

解説

「地獄へ道づれ」の製作に当ったデイヴィッド・ビクターのアイディアをピーター・アラン・フィールズが脚本にし、ジョセフ・サージェントが監督した「ナポレオン・ソロ」シリーズ第5作目。撮影はフレッド・コーネカンプ、音楽はジェラルド・フリード。出演はロバート・ヴォーン、デイヴィッド・マッカラム、ジャネット・リー、ジャック・パランス、レオ・G・キャロルほか。総指揮はノーマン・フェルトン、製作はボリス・イングスター。

1967年製作/アメリカ
原題または英題:The Spy in the Green Hat
配給:MGM
劇場公開日:1967年3月21日

ストーリー

イタリアの醸造王ルイス・ストラーゴ(ジャック・パランス)は世界制服を目指す悪の組織スラッシュの幹部で途方もない計画を立てた。それはメキシコ湾から大西洋を北上する暖流の流れを変えて氷の国グリーランドに導き、そこをスラッシュのパラダイスにしようとするものだった。もしその計画が実現したらアメリカもヨーロッパも氷原と化すに違いなかった。そんな情報をキャッチしたニューヨークのUNCLE(アンクル)本部は早速ナポレオン・ソロ(ロバート・ヴォーン)とイリヤ・クリアキン(デイヴィッド・マッカラム)をスラッシュの本拠シチリア島へ派遣した。ふたりは上陸早々、スラッシュの容赦ない攻撃を受け逃げたものの、ソロはパイ屋の娘ピアの寝室に隠れたばっかりに、結婚を強いられ、ほうほうの体でアメリカに逃げ帰った。ところが怒ったパイ屋はシカゴにいる元ギャングの3人の甥にソロを追わせた。折りも折り、ソロとイリヤはストラーゴの輸送した酒荷の中味が、潮流を変えるためのミサイルであることをつきとめ、次の行動に移ろうとしていた。その矢先ソロは3兄弟に捕えられ、イリヤもシチリアで彼に一目惚れしたストラーゴの女刺客ディケトン(ジャネット・リー)にうまく誘導されて彼女の手中に陥った。ソロとピアの結婚パーティが、今度はシカゴで行われた。その最中ソロとピアはストラーゴ一味に連れ去られた。だがソロは巧みに脱出、とらわれの身となっているピアとイリアを追ってカリビア海の孤島へ飛んだ。一方アメリカ政府もウェイバリー部長(レオ・G・キャロル)の指揮のもとに大爆撃隊をくり出した。またピアの救助に向ったアメリカの3兄弟はスラッシュ一味の計画を聞きソロの味方を約束した。イリヤも彼の好きなディケトンの強力で脱出に成功、残るはピアひとりであった。死闘また死闘、スラッシュはついに力つき、ピアも無事救出された。

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