水滸伝

劇場公開日:

解説

宋の時代、徽宗皇帝の悪政に悩む人々を救うべく、山東省にある“梁山泊”と呼ばれる山にたてこもった108人の豪傑たちの活躍を描いた尨大な同名小説の第74話、泰山での武術大会のエピソードを中心に映画化したクンフー映画。製作は蒋杰(チャン・チェー)、監督は馬成(エディ・マ)、袁濶成(ユアン・ホーチェン)の原作を謝枝(シェー・チ)と李中強(リー・ゾン・チャン)が脚色。撮影は龍影(ルー・イン)と何強(ホー・チャン)、武術指導は王常凱(ワン・チェン・ハイ)と季啓明(リー・キン・ミン)が各々担当。出演は穆懐虎(チー・ウェイ・フー)、魯國慶(ルー・クォ・キン)、王海深(ワン・ハイ・サム)、馬宗軒(マ・チュン・ワン)など。

1983年製作/91分/香港
原題または英題:水滸伝
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1984年2月11日

ストーリー

今から約900年前、宋の時代。出東省の湖のほとりにある“梁山泊”には、精鋭、義賊が108名。“正義の味方”である彼らは、奪った金物は貧しい人々に分け与え、庶民の人気を一身に集めていた。そして、その勢力は強大になる一方だった。一方、都では、この抬頭に恐怖をおぼえ、大臣、高[イ求](杜非)は徽宗皇帝(王世元)に、梁山泊の連中が謀反を企んでいると告げた。怒った皇帝は軍を梁山泊に派兵するが、決戦の結果、皇帝側の完敗に終わり、停戦工作に力を入れる。梁山泊側も謀反の意志はなく悪い高官たちの陰謀だと皇帝に告げ、燕青(魯國慶)を使者に出し、和解が成立した。しかし、高イ求の虫はおさまらない。何とか梁山泊を全滅させようと、奸計を企てた。そして、梁山泊の首領、宋江(穆懐虎)の都ヘの帰順を機に、一気にその計画を進めた。こうして、宋江は、死の罠の匂いがプンプンする武芸大会に招待され、都ヘと向かった。4人の護衛役と共に、燕青を出場選手の大将として、政府軍代表の強敵と激烈な闘いに挑む宋江。都では、この大武芸試合の話でもちきりであった。しかし都への旅の途中、大臣の指し金である黒覆面の一団に宋江が誘拐されてしまった。首領を捜す燕青の前に、女性拳士、上官玉環(段章麗)が現われた。大臣に家族を殺された過去を持つ彼女は、大臣邸に忍び込むという。美酒の宴に酔う大臣邸に、競技団にまぎれ込んで乗り込んだ彼女は、大臣に爆薬を投げつけるが逆に敵陣に囲まれる。その時燕青が現われ、彼女は危機を脱する。いよいよ武芸試合の当日がやってきた。大臣側と梁山泊側が2勝2敗となり決勝戦=燕青対任原(張續成)の対決だ。大臣の悪企みで、燕青の絶体絶命という時、多勢の梁山泊の一党が競技場に乗り込んできた。首領もいる。同志たちの力で、悪大臣の奸計は敗れ去った。

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映画レビュー

1.0燕青が主人公とか

2019年7月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

他の豪傑が幾らでもいるのに燕青が主人公ってのがわからない。 雑な映画だったと記憶している。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)