ショーシャンクの空にのレビュー・感想・評価
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私は、何処に在りき?
確かに僕は いるけれど
確かな僕は どこにいるんだろう
僕は ここにいるけれど
僕は どこにいるんだろう
竹原ピストル 「おーい」
日に追われ、時に追われて仕事や家の事してると、自分の所在が不明になりますね。今、ここで、くたばったら、人生の行旅死亡人になりそうとか…。
結局のところ、映画観て何を思うかは、そのヒトのその日の気分で変幻。つまり映画はヒトの心の鏡だったりするわけですね。
家のこと、仕事のこと、私の思いとは裏腹に進行するものです。いっそのこと、他者が決めた日課を、囚人が如くやってのけた方が、気楽なのかしらと…。
そんな気分でこの映画観て驚いたのは、原作がスティーブン・キングだったこと。「スタンド・バイ・ミー」は、ともかく、ヤバい映画の原作請負人が、こんなお話書くなんて。
名作の誉れ高い本作を、私が評価したところで、何も変わりません。ここは、個人的感想を。
気がかりなのはムショの所長さん。あんなことまでして、何を守ろうとしたの?。何を得ようとしたの?。
映画に出てくる悪人って、悪いヒトと云うより、弱いヒトが多い。だから、強い心を持つ主人公に恐怖する。その恐怖が大きいほど、より大きな権力や暴力を用意して、強きヒトと対峙する。その姿は、残虐でもあり、哀れでもあり、滑稽でもある…。あ、そうか、この映画の主人公を、所長さんにして観ると、いつものキング節爆裂の、ヤバい映画になりそう。
私は、しがない役人です。仕事上、周りに弱音は吐けません。それでも、頑張りました。できることは、何でもしました。なのに、今、目の前のドアが、恐怖で、鳴り響いています。神様、私は何に裁かれようとしているのでしょうか。私は、ただ…。
所長さんが、最期に見た夢は何だったの?。
嗚呼、やっぱり怖い話。不条理な世界で生き抜く知恵と勇気と、優しさ、誰か教えて。
考えようによっては、この世界そのものが、監獄みたいなもの。その中で、私達はどんな役割を演じているのかしら。願わくば、所長さん役は、ちょっと…。
私は、何処に在りき?。
❇️刑務所傑作映画!こんなストーリー絶対良いねん。知らんけど
ナチスものと比べてしまう
まず、エンタメではない。
それを望むなら「プリズン・ブレイク」を観るべき。
淡々と描写される刑務所内での日々が退屈を誘うが、それは視聴者に数十年という時間を追体験させるギミックなのだろう。
話の内容は「冤罪、投獄、投獄中の状況を利用しての脱獄、報復と安穏」という、ありきたりなもの。
終盤のレッドの心情の吐露が捨て鉢なのも長い刑務所生活で「廃人」になったからだろう。しかしその態度があってこそ、最後にアンディーと再会したときの最高の笑顔が輝いていた。
物足りないことがあるとすれば、レッドが遺族と再会して罵られた末に絶望と疎外感と空虚を感じる描写が欲しかったかもしれない。スーパーでの労働だけでは命を断つ根拠としては弱くはないか。
話は外れるが、かつてナチスによって強制収容所に投獄されたユダヤ人心理学者・エリクソンは、収容所では希望を失った者から死んでいく様を見て、「どんな時でも人生にイエスという」態度で生還した。
人生に必要なのは希望であり、その希望を支えるものは信仰であった。
本作ではそれに比べれば、刑務所内が圧倒的に快適であり、あまつさえ「ホーム」だとか「帰りたい」とも。
ここらへんが冗長さと甘さを醸し出してしまった気はする。
まだまだ色々と思うところはあるが、あとは皆さんにお任せします。
悪くはなかった。
考えさせられる
刑務所に入った者にとって、希望とは、自由とは、救いとは何なのか考えさせられる。
悲劇の主人公だが、落胆して嘆くわけでも、抵抗して闘うわけでもなく、受け入れて身を任せているかのようだった。脱獄したので、受け入れているわけではなかったようだが。
アンディは刑務所の中でも自由だった。心は誰にも侵されることはない。全くその通りだ。
同じ環境下でも、どのように受け入れ、何を思い、何を希望として生きるのか、それによって違いが生まれる。それが大事なのだと思った。
アンディとレッドの近すぎず遠すぎない、確かな友情が素晴らしい。最後の場面は本当に感動する。
1つ1つの場面が静かで淡々としていて、それでいて丁寧で分かりやすい。レッドがナレーションしてくれているので、意味が分からない場面もない。グロい場面や痛々しい場面は映されていない。(多少殴られたりはある。)房の中や夜といった場面は暗くて分かりづらくなりがちだが、暗すぎず明るすぎずとても見やすい。
誰が見てもきちんと意味が分かりり、感動できるような作りになっている。名作と言われるだけのことはある。
男の物語
希望はあるはず
希望
いつの間にか名作認定されてる
キングのノンホラー中編集Different seasons から『スタンド・バイ・ミー』に続いて2本目の映画化作品、というだけで観に行って当然なんだけど…劇場公開時は見逃す。
今や王道定番の名作という感じだろうか。
やはり知性こそが人間を人間たらしめているものなのではないかな。そしてあの驚き…。これは嫌いになる方が難しかった。
嗚咽
理不尽と誇りの戦い
これは「素晴らしい」映画だ
お恥ずかしながら、午前十時の映画祭で視聴し、これが初見です。
今まで、面白い映画、すごい映画、楽しい映画、私は好きな映画はたくさん見てきましたが、素晴らしい映画ってなかなか感想として出てこないんです。
「素晴らしい」って、なんか全てのポジティブな言葉を包括した上で、かつネガティブな言葉が一切ない状態じゃないと使いづらいなって思うのですが、もうこちら文句無しに素晴らしい映画でした。
文字通り、笑いあり涙あり、カタルシスあり感動あり。
笑わせようと狙ったコメディ感はないのに笑える。単調な演出なのにボロボロ泣ける。悔しさの中に伏線をはって、全てを回収するカタルシスと同時に感動が攻め寄せる。
わざとらしい大袈裟な演出がないので、家では携帯いじっちゃってながら見しがちな私は、テレビで見ていたらこんなに感動できなかったと思います。
映画館で是非見てほしい。
映画館で見られてほんと良かった。
午前十時の映画祭ほんとサンキュー…
そしてその淡白さが自然ですごくいい。
人を感動させるのに大きな音も流行りの音楽も激しいアクションも要らないんだって思わせてくれました。
言い回しだけで笑えたし、泣けたし、こんな静かな映画でジェットコースターに乗れたお得感がありました(?)
文句無しに素晴らしい映画です。
こんな映画見ちゃったら、映画に人生変えられたっていう人がいるのもきっと不思議じゃなくなる。
それほど単純な話ではない
原題は「The Shawshank Redemption」ショーシャンクでのつぐないとか贖罪といったところか。
意味合いは終盤のレッドの仮釈放面接の際に説明される。
すなわちこの映画は、殺人による終身刑で40年ショーシャンクで服役しているものの、優秀な調達屋であり娑婆にいれば何をやらせてもさぞ有能だったと思われるレッドの視点による刑務所の中のおとぎ話である。
さてアンディ。無実の罪で入獄した銀行マンで真面目で誠実な人柄で…ということなのだがそんな単純な話ではない。そもそも彼が妻と愛人を絶対に殺していないとは言い切れない。トミーが聞いた刑務所仲間の打ち明けばなしだが、窃盗犯がハクをつけるためにホラ話をしているのかもしれない。実際にその窃盗犯が殺したシーンが出てくるわけではないし。殺すために全弾使って、さらに弾を詰めてトドメをさすなんていうのはよほど恨みがある上に冷静冷酷な性格の犯人じゃないと。トミーが殺されたのもアンディが刑務所長と刑務主任が犯罪を犯すよう上手く持っていったのかもしれない。
アンディは銀行マンとしての経歴、技量を利用して、刑務所長の裏金を管理し、いつの間にかそれを取り込めるスキームを作っていた。
ロックハンマーとポスターの件もそう。早い段階で着々と準備をしていたことになる。実に油断ならない複雑な人物なのである。
それだけに最後にアンディがレッドとの約束を守り2人が再会するところは熱く重い。きれいごとではなく長い時間をかけてつくられた深い信頼関係を感じさせ感動的だった。
必死に生きるか、必死に死ぬか
結局、この映画が1番好き
私の人生を変えた映画
映画嫌いの私が3回も観た映画。もっと観たい。ラストが秀逸すぎる。主人公が地獄から這い出る様は、今、底辺にいる自分の人生と重なり、観る度に不屈の闘志が湧いてくる。自分の人生に挫けそうになる度に見返したい。この映画を観て、私の人生は確実に変わった。こう生きて行こうという指針になった。歴史的名作なのが頷ける。
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