ショーシャンクの空にのレビュー・感想・評価
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希望を持ちましょう‼️
人生100年‼️100年も生きるといろんなことがありますよ、アンディ‼️濡れ衣から妻殺しの汚名を着せられ、刑務所に入れられることもあります‼️でも希望を持ちましょう‼️刑務所の中でも荒くれ者のボグズに性行為を強要されたり、主任刑務官ハドリーやノートン所長が厳しかったりします‼️でも希望を持ちましょう‼️ハドリーの遺産相続問題の相談に乗ったり、ノートン所長の経理の手伝いをしたりして信頼を勝ち取ると、ハドリーがボグズを半殺しにしたりしてくれます‼️さらに希望を持ちましょう‼️こんな刑務所の中でも生涯の友レッドに出逢えたりします‼️希望を持って趣味の鉱物採集をしましょう‼️小さなロックハンマーが手に入ります‼️希望を持ってリタ・ヘイワースのポスターを貼りましょう‼️脱獄用の穴を隠してくれます‼️希望を持ってアンディを見習いましょう‼️どんなに辛くても希望を持って一生懸命頑張るアンディの姿に胸が震えたりします‼️希望を持って脱獄しましょう‼️必ず成功します‼️土砂降りの雨の中、胸をはだけて磔のポーズが映画史上の名場面になったりします‼️希望を持ってメキシコへ逃亡しましょう‼️釈放されたレッドと涙の再会をできたりします‼️希望を持ってナレーションをしましょう‼️この作品を契機に、いろんな作品でモーガン・フリーマンのナレーションを聴けるようになります‼️希望を持って映画製作をしましょう‼️全編にあふれる "希望" 、そしてふたりの男の熱い友情と強い絆が感動を誘い、観る者にも生きる勇気と希望を与え続ける名作が誕生するのですから‼️そして希望を持って映画鑑賞をしましょう‼️こんなにも素晴らしい名作に出会えますから‼️
名作に多くの言葉はいらない
さんざん名作だと様々なメディアで持ち上げられてハードルが上がりに上がった今、そんだけ言うなら観てやろーじゃねーの。……ってことで鑑賞
正直なところ、最後の方までそれなりに楽しく観ていたけど「これってそんな名作名作騒がれるほどかなぁ?」という感想を抱いていたのが本音である。最後の最後でめちゃくちゃ感動するタイプのやつかな? と思っていたところ、アンディとレッドが再開するところで「そんな名作って騒がれるほどかなぁ?」という斜に構えた気持ちで見続けていたはずなのに、何故か涙が勝手にこぼれた。こぼれた後も「名作かなぁ?」と思い続けながら、泣いていた
涙がこぼれた理由は良く分かっていない。嗚咽して泣き喚かなきゃいられないほど心が揺さぶられたかというとそういう訳でもない。けれど、涙は確かに流れた
思えばそれは、暖炉の火にあたって少しづつ温まるような感覚だった。雷に打たれたような感動がある訳でも無く、激流のような切なさに胸をしめつけられた訳でも無く
ただ暖かな小さな火にあたりつづけて、そんなささやかで何気ないことがとんでもない奇跡のように感じてふと流れたものだった
何故名作と言われているのか、名作と感じるのか。細かく考察することで得られる気づきがたくさんあるかも知れない。だがそれすら野暮のようにも思えてしまう。多くの言葉は要らない、なんて言いつつ多くの言葉で語ってしまっている自分には説得力はないかもしれないが
確かにこれだけ名作と言われているから、ハードルを上げすぎて観たら肩透かしを食らうかもしれない。結局のところ、冤罪を食らって脱獄する男の話でしかないからだ。そのエンターテインメントの中に散りばめられた言葉に、いつの間にか侵食されていることに気づけるかどうか、それだけなのだ。
"国境を越せるといいが"
"親友に再会できるといいが"
"太平洋が青く美しいといいが"
"俺の希望だ"
自由の意味と希望の意味を、映画というエンターテインメントの中に込める。正真正銘の名作だ
hope is good thing"希望は良いものだ"
冤罪により投獄された銀行員が刑務所の中で仲間達と生きていく物語。
投獄された受刑者なんて人権なんて無いし極悪人まみれ。だけどレッドという初めての友人に出会い共に刑務所生活を歩んでいきます。
希望なんてない刑務所の中でも銀行員という職を生かし、刑務所での生き場所を見つけていく主人公の姿はとても良かったです。
てっきりプリズンブレイクみたいな脱走劇と思ってたら全然違くてビックリ。刑務所をテーマにした映画でこんなにメッセージのある作品を作れるなんて凄いと思いました。
希望を持たないレッドと希望を持つ主人公が対になって描かれていると思います。
最後まで希望を捨てない。希望がなければ作ればいい。なんてことを主人公の行動から思いました。
希望を求めるのは所長?仲間達?いや、それとも自分自身?
日々の積み重ね
やっと観れました。
どう考えても、やっぱり名作すぎる
恐怖はあなたを囚われさせ、希望はあなたを自由にすることができます。
映画好きの間で絶賛される不朽の名作
主人公の銀行家アンディは、妻とその愛人を射殺したとして、無実の罪でショーシャンク刑務所に収監されてしまう。最初は刑務所生活に戸惑っていたアンディだったが、次第に、彼が持つ不思議な魅力で周りの受刑者達の心をつかみ、特に、アフリカ系の囚人レッドと奇妙な友情を育むことに。そして、20年間ショーシャンクで服役した後、彼は、自分の免罪を晴らす重要な証拠をつかむ……というストーリー。
■2人の友情が絶妙な距離感
レッドとアンディの友情が魅力的。
人種差別がはびこる時代のアメリカで白人と黒人の壁を乗り越えて
互いを尊重し、信頼している関係がすごく良かった。
これが観ていて心地よい、いい距離感なんだよね。
■今までの人生経験や知識を使って状況を改善していく前向きさ。
アンディがへこたれることなく希望を持ち、前向きな行動に心打たれます。
銀行員だったのが幸いして刑務所暮らしでも上手く自分の地位を確立していく
世渡り上手なところも面白かった。しかしあまりにもアンディの知的戦略が素晴らしいので本当は冤罪じゃなかったりして・・・と思ってしまった私ww
■刑務所暮らしが長くなりすぎるとシャバが地獄になる
シャバで生きづらくなる・・ってのは何だか分かるなぁ。
お爺さんにとっては図書係が心地よかったろうに。
日本でもさ、高齢者が故意に万引きして逮捕されようとしてる事案が多いんだけど
1人暮らしで家族がいないとか金銭的に余裕がないとか、
さまざま理由はあるでしょうが社会復帰しづらいことが背景にあるのではないでしょうか。
■流れた音楽「フィガロの結婚」は実は・・・
物語中盤、アンディーが看守の目を盗んで刑務所の放送で音楽を流す。
ひどい毎日を一瞬忘れ空を見上げる囚人たちが印象的なシーンです。
この音楽はモーツァルトのオペラ『フィガロの結婚』の中の「手紙の二重唱」なのですがイタリア語のため、囚人たちは歌詞の意味は分からず優美な歌声に聞き惚れます。
実は歌詞の内容は【浮気者の夫をニセの手紙で呼び出そうと企んでいる歌】なのですw
相棒のレッドが『イタリア人女性が何を歌ってたか知らない。本当のこと言って知りたくない。分からない方がいいこともある。』と語ってるところがミソですね。
■最後は倍返し
大抵の脱獄映画は、シャバに出ればハッピーエンドですが、
本作の真骨頂はむしろここから!この映画って半沢直樹みたいw
最後の最後にきっちり所長たちへの倍返しでスカッとしました。
■メッセージは『希望』
希望を持たなかったレッドが最後に放つ言葉「希望を持とう」。
笑顔で再開。そして抱き合う2人。もうね・・・ジーーンと感動しちゃいます。
私は雨の場面のあの名シーンよりもラストの2人の笑顔が最高に好きなシーンです。
■ラストの『IN MEMORY OF ALLEN GREENE(アレン・グリーンを偲んで)』
アレン?誰それ?作中にアレンなんて人物出てこないので、
すごく意味ありげに見えるこの一文。
実は、監督の友達の名前らしい。映画の完成前に亡くなったそうです。
確かに素晴らしい映画でしたが、私の㊥では、もっといい映画は沢山あるし
映画通の間で名作ランキング1位とかに選ばれる程、高評価なのは不思議に思いました。
伏線を堪能し希望を抱き励む等身大を体感
不遇に屈しないことこそ人生を開く鍵。
絶望に直面したとき、私たちは「必死に生きること」と「必死に死ぬこと」どちらを選んでいるだろうか。まるで人生や社会そのものを表すショーシャンク刑務所での日々が、まさに私たちはそんな世界を生きてるんだと気づかせる。
ショーシャンクという地獄に慣れ、適応し、塀の外への希望を忘れる囚人たち。
そして、妻と愛人を殺した冤罪で28年もの時間を奪われ刑務所で過ごすアンディは、絶望的な状況に飲み込まれることなく「希望」と「知性」をもって、日々を豊かにしていくことと塀の外への自由に目を向け続けていた。
28年もの月日を経ても。死にたくなるような毎日を生きていても。
静かに佇み耐え凌ぐ彼の一つ一つの言動は、実は「生きることへの希望」そのものだったと、結末に向かう物語の中で明かされる展開に、そこまで伏線だったのかと驚かされる。
危険を顧みず自分の働きと引き換えにした仲間へのビールの要求、図書館設立、囚人たちに高卒資格を取得させたこと。アンディは自身が希望をつくり出すことでショーシャンクでの日々の中で正気を保ち、その地獄から逃れることへの希望も捨てていなかった。
「音楽を聴いてた。頭の中でさ。心でも。音楽は決して人から奪えない。そう思わないかい?」「心の豊かさを失っちゃダメだ。」
これらのシーンは音楽、学問、物語、文化、没頭できるものはどんな環境でも心に豊かさを与えてくれると気付かせてくれた。
そして人は積み重ねることでしか、屈しないことでしか人生に希望を見出すことができないんだと教えてくれた。
この作品は希望を持たないレッドと、希望を持ち続けたアンディを対比させながらショーシャンクでの日々を描くが、彼ら2人の壮大な友情物語でもある。仮釈放となったブルックスとレッドとで、前者は希望を見出せず自死を選択したが、レッドはアンディに希望を見出され生きることを選び迎えた結末には、ロマンも感じられる脚本に何度目かの感動を得られる。
理解しようとするほど傑作だと実感する。時代が変われば色褪せてしまうものもあるけれど、この普遍的で核心をついた強いメッセージは、色褪せることなくいつの時代も観る人の心に救いをくれるのだと思う。
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