ショウほど素敵な商売はない
劇場公開日 1955年
解説
「紳士は金髪がお好き」「モンキー・ビジネス」のプロデューサー、ソル・C・シーゲルによる名作ミュージカルドラマ。20世紀前半に米ショウビジネス界のスターだったドナヒュー一家の苦悩や成長を、歌曲とダンスにのせて綴る年代記。監督は「わが心に歌えば」のウォルター・ラング。出演はエセル・マーマン、ドナルド・オコナー、そしてマリリン・モンロー。
1954年製作/117分/G/アメリカ
原題:There's No Business Like Show Business
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2021年1月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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面白いのか面白くないのかも分からず何度もだらだらと流し観していたけど、最後に真剣にじっくり観たらストーリーも含め中々良かった。マリリンモンローが出演しているし、歌うし彼女のファンにも有名な映画なのでしょうね。芸能一家の家族愛+恋愛のミュージカル映画。一家全員歌が上手くてタップダンスも一流。お兄さんはピアノも上手い!ひょうきんな弟はもしかして歌は口パク??両親が優しくて家族や子供を大切にしていて羨ましい。最後一気にハッピーエンドの楽しい映画でした!!
2019年12月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
マリリンはゲスト的な立ち位置だが、どちらかと言えば華やかさの少ないこのミュージカルに立派に花を添えている。ブロードウェイミュージカルの大スター、エセル・マーマンを見れるところにこの映画の歴史的価値はあると思うが、それでも彼女を活かしきっているとは言えない。
2019年7月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
素晴らしいミュージカル!
心が晴れます、最後にはホロリと涙もでます
なんて幸せな気分でしょう!
家族の歴史の物語でもあります
冒頭のスリー・ドナヒューからファイブ・ドナヒューへの移り変わりと子供達の成長の重ね合わせを簡潔に楽しくショウとして見せる見事な構成
目を見張ります
巨匠アーヴィング・バーリンの曲はどれも素晴らしく楽しく心が浮き立ちます
ことに主題歌は耳にこびりつく名曲です
映画を超えて超有名な曲ですから冒頭でいきなり知ってる!となると思います
ミュージカルはMGMというイメージが強いですが、20世紀フォックスも頑張ってこのような見事な後世にのこる名作ミュージカルを作っていたのです
曲、歌詞、歌唱、ダンス、振り付け、衣装、美術、色彩、ストーリー、台詞、演技
何もかも見事です
全てが高い次元で凄いことをやっていると思わせずに、さらりとやってのけているのです
主題歌の歌詞が本作のテーマそのものですが、
芸人一家の家族の愛は、子供達の成長を見守る親の愛情の物語であり、成長して自分の世界を作って行く子供達の物語でもありました
それがショウビジネスへの愛の深さと楽しを説得力のあるものにしているのです
そしてマリリン・モンロー!
豪華な狂言回しとなってステージへの情熱を、観客に楽しませながら語らせています
やはり大スターというのは凄い力です
彼女が登場し歌を歌い踊るとき圧倒的な存在感を示しています
単なる脇役での出演ではありません
バッグステージの苦労や涙ははなるべく見せず、ステージに立てば輝くような笑顔を見せ、
ステージは何がなんでも穴をあけない
ショー・マスト・ゴーオン
字幕には出ませんが何度も台詞に登場します
何故って?それはショウほど素敵な商売はないからです!
ミュージカルシーンはほとんど全てステージ上の芸のシーンとして扱われていますので、ミュージカル映画初心者の人にも馴染み易いと思います
最高のミュージカル映画のひとつです
2016年9月11日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
総合55点 ( ストーリー:50点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
芸能一家の生活を描いているが、興行の裏側にあるであろう苦労話や努力の末の成功話を描くわけでもなく、面白い人間関係がしっかりと描かれるわけでもなく、舞台の興行の場面を流していればいつのまにかあっさりと時代だけが過ぎさる。物語の中心であるべきドナヒュー家の五人の登場人物に魅力が乏しい。舞台の場面は質は高いし華やかではあるが、音楽も踊りも演技も古くて趣味に合わない。
唯一、マリリン・モンローが生活苦の状態からもしっかりとした夢を追いかける女性を可愛らしく演じていて存在感があった。これ以外は自分にとって面白みのない作品だった。
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