シャーキーズ・マシーン
劇場公開日:1982年4月17日
解説
風紀課の刑事が、売春婦の発言から政界にからむ犯罪組織の存在を知り、捜査にのり出すという警察スリラー。「トランザム7000VS激突パトカー軍団」(80)のハンク・ムーンジーンが製作、バート・レイノルズが監督・主演している。ウィリアム・ディールの原作をジェラルド・ディ・ペゴが脚色、ウィリアム・フレーカーが撮影、スナッフ・ギャレットが音楽監修に当っている。出演はレイノルズの他に、ヴィットリオ・ガスマン、レイチェル・ウォード、バーニー・ケーシー、アール・ホルマンなど。
1982年製作/アメリカ
原題または英題:Sharky's Machine
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1982年4月17日
ストーリー
ジョージア州アトランタ市。麻薬課のシャーキー刑事(バート・レイノルズ)が麻薬の売人を罠にかけようとした時、スマイリー刑事が声をかけたので売人に逃げられてしまう。シャーキーは売人を追いかけ、バスの中で射殺する。その猛烈さが災いして風紀課にまわされてしまった。逮捕した売春婦の言葉から、1回1000ドルの高級娼婦の存在を知り、ドミノ(レイチェル・ウォード)という娼婦を向かいの建物から24時間監視し、盗聴する。その結果、彼女は州知事候補のホッチキンス(アール・ホルマン)と関係していること、彼女をあやつっているのはビクターという名の男であることが判明する。ビクターに「こんなことはやめたい」と言うドミノ。彼女のアパートを殺し屋が襲い、ショットガンをぶっぱなす。シャーキーを始め、パパ、アーチ(バーニー・ケーシー)ら風紀課の刑事は、このヤマを殺人課にまわすというフリスコー部長刑事に反対する。指紋から殺し屋がビリーという名であることがわれた。シャーキーは、ドミノのアパートに行き、そこで彼女に会う。殺されたのは、ドミノの友人ティファニーだったのだ。彼女を守るため、シャーキーは自分の家にドミノを連れてゆく。彼女からビクター(ヴィットリオ・ガスマン)の正体を聞き、ビクターのところへ乗り込む。ドミノが生きていると知り、怒るビクター。シャーキーは、裏切り者のスマイリーにつかまり、指を2本切り落とされたが、彼女の居所は吐かなかった。そして猛然と反撃に出てスマイリーを倒す。知事に当選したホッチキンスは警察に連行され、やばくなって来たとあわてるビクターを実弟のビリーが射殺する。シャーキーらがかけつけた。パパ、アーチが射たれたが、シャーキーのとどめの1発でビリーは死亡する。
スタッフ・キャスト
- 監督
- バート・レイノルズ
- 脚本
- ジェラルド・ディペゴ
- 原作
- ウィリアム・ディール
- 製作
- ハンク・ムーンジーン
- 撮影
- ウィリアム・A・フレイカー
- 美術
- ウォルター・スコット・ハーンドン
- 音楽監修
- スナッフ・ギャレット
- 編集
- ウィリアム・D・ゴーディーン
- 衣装デザイン
- Norman Salling
- 特殊効果
- フィル・コリー
- 字幕
- 戸田奈津子