G・I・ブルース

劇場公開日:

解説

エルヴィス・プレスリーの軍隊生活をヒントに、エドモンド・ベロインとヘンリー・ガーソンのオリジナル・シナリオを「底抜け宇宙旅行」のノーマン・タウログが監督した音楽映画。撮影も「底抜け宇宙旅行」のロイヤル・グリグス、音楽をジョセフ・L・リリーが担当。出演は「闇に響く声」のプレスリー、「カンカン」のジュリエット・プラウズ、ほかにロバート・アイヴァース、レティチア・ローマンら。プレスリーが新曲を10曲歌う。製作ハル・B・ウォリス。

1960年製作/アメリカ
原題または英題:G.I.Blues
配給:パラマウント
劇場公開日:1961年1月13日

ストーリー

西ドイツ駐屯アメリカ装甲師団の人気者3人男タルサ(エルヴィス・プレスリー)とリック(ジェームズ・ダグラス)とクッキー(ロバート・アイヴァース)は、除隊したら故郷オクラホマでナイトクラブをやろうと相談している仲間である。アツサは歌がうまい戦車の砲手だ。部隊が駐屯しているフランクフルトにオイローパというカフェがあり、そこにリリ(ジュリエット・プラウズ)という美しいダンサーがいた。タルサ立ちの部隊では、身持ちの固い彼女を陥落させた者には300ドルが与えられる賭けができていた。ところが、そのためリリとデートすることになって選ばれていた代表選手の兵士がアラスカ転属となり、ピンチ・ヒッターに何とタルサが指名されてしまった。テルサは苦心のすえリリとデートする機会を得た。2人はカフェをまわっているうちにだんだん仲よくなった。彼女はタルサを自分のアパートに誘った。しかしそこには彼女の同居人ティナがいた。明くる日からタルサの恋は真剣になってしまった。リリも彼に好意をよせた。が、リリはある日タルサの上官から、自分には300ドルの金が賭けられているのを聞いてしまった。リリは失望し、タルサの弁解も聞かなかった。がっかりしたタルサは戦友リックとその恋人マーラの間に生まれた赤ん坊のおもりをして心をなぐさめた。だが赤ん坊は泣いてばかりいた。困ったタルサは唯1人の女の友達であるリリに電話で相談した。赤ん坊をつれて、タルサはリリのアパートに行った。賭けに参加した兵士たちはリリとタルサが赤ん坊を抱いているのを見て驚いた。リリの心がとけてタルサが彼女を獲得したのはいうまでもない。

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