幸福の選択

劇場公開日:

解説

破産状態に追い込まれていく男女の愛憎を描く。監督・脚本はこれまでミュージック・ビデオを中心に創作活動を続けてきたマイケル・リンジー=ホッグ。エグゼクティブ・プロデューサーは「ドラッグストア・カウボーイ」のアベニュー・エンターテイメントを設立したキャリー・ブロカウ。製作はジョン・デニー。撮影は「愛と哀しみの果て」のデヴィド・ワトキン。音楽はトム・バーラー。編集はラス・フォスターが担当。

1990年製作/アメリカ
原題または英題:The Object of Beauty
配給:ケイエスエス=ビデオチャンプ
劇場公開日:1993年9月25日

ストーリー

商品取引で財産を築き、ロンドンの最高級ホテルを泊まり歩く青年実業家・ジェイク(ジョン・マルコヴィッチ)と彼の恋人ティナ(アンディ・マクドウェル)。2人はホテルの高級レストランで食事をし、いつもの様にカードで代金を支払おうとするが、カードは突然の支払い停止措置を受けており使えない。これは、彼が取引を進めていた契約がストライキによってストップした事によるものだった。なす術のない2人にホテル側は1回ごとのキャッシュ清算という強硬手段に出る。ルーム・サービスが来る度、必死で現金をかき集める2人。一変した生活にすれ違いが生じるようになる。頼みの綱はティナか前夫から贈られた、時価5万ドルするヘンリー・ムーアの小さなブロンズ像だけであった。が、耳が不自由なホテル・メイドのジェニー(ルディ・デイビス)が像の美しさに心惹かれ、それを持ち去ってしまう。ジェイクとティナは相手が彫像を盗んだに違いないと疑心暗鬼に陥り、ますます2人の仲は気まずいものになる。行き詰まってしまった2人はとうとう保険会社に盗難届けを出す。担当員が調査を開始し、ジェニーが盗んだことをつきとめ、像は2人の許に戻る。それを競売に出し経済的危機を脱した2人は、もう一度一からやりなおそうと誓い合うのであった。

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