ザ・デプス

劇場公開日:

解説

近未来の深海を舞台に、正体不明のクリーチャーとの戦いを描く。製作・監督は「スプリング・ブレイク」のショーン・S・カニンガム、共同製作はパトリック・マーキー、脚本はルイス・アバナシーとジェフ・ミラー、撮影はマック・アールバーグ、音楽はハリー・マンフレディーニが担当。出演はナンシー・エヴァハード、グレッグ・エヴィガン。

1988年製作/アメリカ
原題または英題:Deepstar Six
配給:東宝東和
劇場公開日:1989年5月13日

ストーリー

豊富な資源と戦略上の機密性から海面下1万メートルに設営されたアメリカ海軍の深海秘密基地ディープ・スター・シックス。ここは、シャドー・ゾーンと呼ばれる未知の領域の研究を進める最前線基地で、ミサイル基地の併設を条件に海軍の全面協力を得ていた。しかし予想をはるかに上回る困難に、6カ月もの間基地に閉塞されたスタッフは次第に苛立ちが目立ち始め、海軍も不信感を募らせていた。そしてミサイル基地予定地に仕掛けられた爆雷によって発見された、深海底に深く口を開ける洞窟探査を開始したジョイス・コリンズ博士(ナンシー・エヴァハード)らスタッフは、その直後何者かに激しい攻撃をうけ、死者を含む被害をうける。その後ジョイスは、恋人ケヴィン・マクブーライド(グレッグ・エヴィガン)の救出によって一命をとりとめるが、その際艦長レイドロー(トーリン・ブラック)が命を落とし、やがてディープ・スター・シックスに襲いかかる正体不明のクリーチャーにスタッフは1人また1人と殺されてゆく。ついに基地に残されたのはコリンズとマクブライドの2人になり、命からがら深海から脱出した2人に、その直後またもクリーチャーが襲いかかる。そしてマクブライドは油をまき、クリーチャーを焼くのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

4.0なかなかのB級深海パニック映画

2024年10月13日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

深海ものの主要なプロットを押さえてうまくアレンジしていると思う。モンスターも良くできていてきとんと怖い。全体的に悪くはないしケチの付け所は少ない。けど後世に残らなかったのは、キャストのネームバリューかなあ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Bluetom2020

2.5深海の空洞

2022年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

アメリカ海軍が深海に設営しようとしているミサイル基地で、事故が起きる。 なにか得体の知れないものが攻撃してくる。 一人、また一人と亡くなり、最後に残ったのは・・・。 もう少し賢い人がいても良かったのでは。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン

3.5深海モンスターパニック。モンスター、カニ?(笑)このモンスターより...

2022年10月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

深海モンスターパニック。モンスター、カニ?(笑)このモンスターよりおバカ隊員スナイダーの方が怖い。女性隊員は合格💮◯ー◯ラが嬉しい(笑笑) やや緊迫感が足りないかも、だがまあ楽しめる。似たような深海ものが同時期にあるらしいので、そちらも見てみたい。 BS12字幕版鑑賞

コメントする (0件)
共感した! 0件)
はむひろみ

3.5スナイダーパニック

2022年3月27日
Androidアプリから投稿

「リバイアサン」鑑賞ついでにこの度再鑑賞。ほとんど内容など忘れていたのだが、序盤で本作の特徴をすぐに思い出した。本作に登場する深海生物はもちろん凶暴だ。乗組員に牙を向き、多数の犠牲者が出てしまう。だがそれだけではなくもう一人多大な犠牲者を出す厄介者がいる。それが、乗組員の一人、スナイダーだ。この手の海洋モンスター・パニック作品に関しては、描いている物や展開、更にはオチまでほとんど同じ様な物が多い。深海生物のくせして水圧を無視して海上まで浮上して来たかと思えば呆気なくドカンと木っ端微塵にされるのは定番中の定番だ。 ところが、問題のスナイダーという人物は根っからの性悪野郎という訳ではないが、自身が原因で犠牲者が出てしまってから心のバランスを崩してしまった様で、そのせいで新たな犠牲を生む事になる。キャパオーバー状態になった彼は何を思ったのか自分だけ助かろうというこの手の作品でよく出てくる死亡フラグ立ちまくりのキャラへと変貌してしまうのだ。気の毒といえば気の毒だが、個人的にだがこれが本作の最大の特徴と言える。 本作もB級映画の部類に入るのだろうが、怪物のデザインや動きは中々良いと思う。スプラッタ的表現や気持ち悪さに頼らない、しっかりとした怪物であった。人間模様も複雑な事は無く、分かりやすく王道のストーリー展開であり、逆に何も心配なく楽しめる作品では無いだろうか。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Mina