さすらいの航海

劇場公開日

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解説

第2次大戦前夜、ドイツからユダヤ人を乗せた客船が第2の故郷をもとめて旅する姿を描く実話の映画化。製作はロバート・フライヤー、監督は「新・動く標的」のスチュアート・ローゼンバーグ、脚本はスティーブ・シェイガンとデイヴィッド・バトラー、原作はゴードン・トマスとマックス・モーガン・ウィッツのノンフィクション「絶望の航海」(早川書房刊)、撮影はビリー・ウィリアムス、音楽はラロ・シフリンが各々担当。出演はフェイ・ダナウェイ、オスカー・ヴェルナー、マックス・フォン・シドー、マルコム・マクドウェル、リン・フレデリック、リー・グラント、キャサリン・ロス、オーソン・ウェルズ、ベン・ギャザラ、ジェームズ・メイソン、ホセ・フェラー、フェルナンド・レイ、マリア・シェル、サム・ワナメーカーなど。

あらすじ

1939年5月13日。ハンブルクよりドイツ客船SSセントルイス号が出港した。乗客はナチ・ドイツから逃れようとする937名のユダヤ人。彼らの胸には、脱出できる喜びと再び故国にもどれない悲しみとが交錯する。乗客の顔ぶれもさまざまだ。元弁護士カール(サム・ワナメーカー)と妻リリアン(リー・グラント)そして彼らの娘アンナ(リン・フレデリック)、ハバナから仕送りしてくれる娘の元へ行くハウザー夫人(マリア・シェル)、ドイツ名家出身のデニス(F・ダナウェイ)とベルリン大学教授の夫エーゴン(オスカー・ヴェルナー)等々。そんな乗客を複雑なおもいで静かに見守る船長はシュレーダー(マックス・フォン・シドー)だ。船旅は快調だったが、やはり暗い影はぬぐいきれなかった。そしてその頃、目的地ハバナでは、このユダヤ人達をめぐり、政治的かけひきが進行していた。キューバ大統領ブルー(フェルナンド・レイ)は、高まる反ユダヤ感情に上陸不許可の断を下そうとしていたし、そうなっては困るセントルイス号本社では、入国管理を一手に握る移民長官マヌエル(ホセ・フェラー)に根廻しをしている。ユダヤ人救済機関代表のモリス(ベン・ギャザラ)も、国務長官レモス(ジェームズ・メイソン)に協力を仰ぎつつも、乗客達の未来は暗かった。同じころ、大実業家ホセ(オーソン・ウェルズ)も乗客達を待つ男より個人的に彼らの上陸をたのまれている。5月27日、船はハバナ港に入港するが、上陸許可は出ない。乗客の不安はつのっていった。もし、ドイツに戻れば、彼らの行く先は強制収容所だ。恐怖にかられカールは自殺する。今回の航海は、ユダヤ人が全世界から嫌われているというナチの宣伝政策だったのだ。そんなある夜、娼婦ミーラ(キャサリン・ロス)は、馴染みの客の力を借りて船をたずねた。実はミーラこそハウザーの娘だったのだ。6月1日、ブルー大統領は船に出港命令を下した。乗客達が最終目的地としていたアメリカも受け入れてくれない。モリスは受け入れてくれる国を求めて奔走したが、どの国も難民で良い返事は得られなかった。船長付きスチュワートのマックス(M・マクドウェル)は、船がハンブルグに戻っていることを、乗客に知らせた。彼も実はユダヤ人だったのだ。そしてこの日、彼と愛し合うアンナは2人して自殺する。やり場のない乗客の怒りはやがて爆発した。彼らの苦悩をいたいほど理解している船長。船はイギリスのサセックス沖にさしかかろうとしていた。もし船を出火させ、イギリス海岸に無理矢理上陸させれば……、そんな思いの船長の元へ1通の電報が届いた。「オランダ、フランス、イギリスが入国を許可した。モリス」。かくて、乗客達はナチよりのがれることが出来たが、9月1日、ヒットラーはポーランド侵攻を命じ、第2次大戦の幕が切って落された--。

1976年製作/イギリス
原題:Voyage of the Damned
配給:日本ヘラルド映画

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第1回 日本アカデミー賞(1978年)

ノミネート

外国作品賞  

第34回 ゴールデングローブ賞(1977年)

受賞

最優秀助演女優賞 キャサリン・ロス

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀助演男優賞 オスカー・ウェルナー
最優秀助演女優賞 リー・グラント
最優秀脚本賞 デビッド・バトラー
最優秀作曲賞 ラロ・シフリン
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映画レビュー

4.0第二次世界大戦悲話

2019年6月1日
Androidアプリから投稿

ユダヤ人受難の秘話ではあるが、国家間の思惑で翻弄される一般人の話でもある。演出にもう少し旨みがあれば佳作になったのに惜しい。でも、キャサリン・ロスの健気さに泣かされるのとフェイの凛とした存在感とで点は甘くしてあります。マックス・フォン・シドーは流石。

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もーさん

5.0恐ろしくて震えました

きりんさん
2018年2月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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きりん
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