最後の弾丸

劇場公開日:

解説

列車強奪の分け前を、奇妙なことから奪い返すアクション西部劇。製作はロバート・アーサー、監督は「シェナンドー河」のアンドリュー・V・マクラグレン、ウィリアム・ロバーツの原作をドン・テイトとディック・ネルソンが共同脚色、撮影はアルリック・エデンス、音楽はデイヴィッド・シャイア、編集はロバート・シンプソンが各々担当。出演は「西部開拓史」のジョージ・ペパード、ダイアナ・マルダー、ジョン・ヴァーノン、フランス・ニューエンなど。

1971年製作/アメリカ
原題または英題:One More Train to Rob
配給:CIC
劇場公開日:1971年12月18日

ストーリー

手慣れたやり方で、列車強盗に成功した、ガント、ハーカー・フリート(ジョージ・ペパード)、マイク、スリムの4人は、輸送中の現金や、乗客たちの宝石類を奪って、乗客に化けていたティモシー・ノーラン(ジョン・ヴァーノン)のトランクにこっそり入れた。その隣には仲間でハーカーの恋人ケティ(ダイアナ・マルダー)がすまして座っていた。ほとぼりのさめるまで獲物の分配を据え置いて6人が別行動をとっていたとき、ハーカーはひと騒動やらかして監獄入り、出獄したハーカーは、分け前を貰いにノーランを捜し始めた。その時、中国人キャンプから不審な馬車が金塊を積んで出発したのを目撃したハーカーは、その狂言強盗を見破り、黒幕を探ってみると、これがなんとノーランであった。しかもケティはノーランの妻になっていた。すでに現金を不動産に換えていたノーランは、中国人の金塊を狙うのを手伝えと持ちかけた。ハーカーはうまく、中国人の信頼を得、金塊輸送の護衛を頼まれた。しかし最後の瞬間になって、中国人の信頼と誠意を裏切れなくなったハーカーは、折から襲撃してきたノーラン一味せん滅に転じ、凄惨な撃ち合いの末、ノーランを撃ち倒した。

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