交渉人
劇場公開日:1999年7月3日
解説
人質交渉人(ネゴシエーター)のふたりの男が、人質犯と彼に指名された交渉人という立場で対峙するサスペンス・アクション。「ジャック」のジェームズ・デ・モナコとケヴィン・フォックスのオリジナル脚本を、「セット・イット・オフ」のF・ゲーリー・グレイが監督。製作は「ジャングル・ジョージ」のデイヴィッド・ホーバーマンと「L.A.コンフィデンシャル」のアーノン・ミルチャン、製作総指揮は「チカチーロ」のロバート・ストーンとウェブスター・ストーン、「フラバー」のデイヴィッド・ニックセイ。撮影は「タイタニック」のラッセル・カーペンター、音楽は「チャイニーズ・ボックス」のグレアム・レヴェル、美術は「ブロークン・アロー」のホルガー・グロス、編集は「フェイス/オフ」の、クリスチャン・ワグナー、衣裳はフランシーヌ・ジェイミソン=タンチャック。主演は「スフィア」のサミュエル・L・ジャクソンと「真夜中のサバナ」のケヴィン・スペイシー。共演は「コンタクト」のデイヴィッド・モース、「L.A.コンフィデンシャル」のロン・リフキン、「コップランド」のジョン・スペンサー、「戦火の勇気」のレジーナ・テイラー、そして本作が遺作となった「ブレーキ・ダウン」のJ・T・ウォルシュほか。
1998年製作/139分/アメリカ
原題または英題:The Negotiator
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1999年7月3日
ストーリー
シカゴ警察のトップ人質交渉人ローマン(サミュエル・L・ジャクソン)は、相棒のネイサン(ポール・ギルフォイル)から警察の年金基金が何者かに盗まれ、内務捜査局の人間が関わっているらしいと聞かされる。呼び出された約束の場所にローマンが行くと、ネイサンは殺されていた。殺人と横領の濡れ衣を着せられた彼は、愛する妻カレン(レジーナ・テイラー)との幸せと生きる権利を取り戻すため最後の手段に出る。連邦政府ビルの20階にある内務局に赴いたローマンは、居合わせたタレ込み屋のルーデイ(ポール・ジャマッティ)や秘書のマギー(シオバーン・ファロン)、フロスト警視(J・T・ウォルシュ)と共にニーバウムを人質にして立て籠もる。警察内部にも裏切り者がいるため、彼は西地区のトップ交渉人セイビアン(ケヴィン・スペイシー)を指名するという大博打に出た。ローマンはトラヴィス署長(ジョン・スペンサー)やSWAT隊長のベック(デイヴィッド・モース)に、真犯人と内偵者を探さないと人質を順に殺すと挑発。セイビアンも次々と手を打ち、トップ交渉人同士の知力と頭脳の限りを尽くした駆け引きが続けられた。だが、鍵を握るニーバウムがSWATの発砲によって死に、警察とFBIはセイビアンを指揮者から解任。ローマンの必死の叫びに無関心でいられないセイビアンは、ビルの内部に潜入して彼と対面する。ふたりはニーバウムのデータを洗うが、横領の証拠は消されていた。セイビアンとローマンは、データのコピーが残されているニーバウムの家に急ぐ。やがてふたりの前にフロストが現れた。横領の黒幕は彼だった。フロストは逮捕され、ローマンの潔白は証明された。
スタッフ・キャスト
- 監督
- F・ゲイリー・グレイ
- 脚本
- ジェームズ・デモナコ
- エグゼクティブプロデューサー
- ロバート・ストーン
- ウェブスター・ストーン
- デビッド・ニックセイ
- 製作
- デビッド・ホバーマン
- アーノン・ミルチャン
- 撮影
- ケビン・フォックス
- ラッセル・カーペンター
- 美術
- ホルガー・グロス
- 音楽
- グレーム・レベル
- 編集
- クリスチャン・ワグナー
- 衣装デザイン
- フランシン・ジェイミソン=タンチャック
- 字幕
- 林完治
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Danny Romanサミュエル・L・ジャクソン
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Chris Sabianケビン・スペイシー
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Adam Beckデビッド・モース
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Grant AITravisジョン・スペンサー
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Terence NiebaumJ・T・ウォルシュ
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Maggieシオバン・ファロン
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Rudyポール・ジアマッティ
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Karen Romanリジーナ・テイラー
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Markusブルース・ビーティ
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Palermoマイケル・カドリッツ
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Eagleカルロス・ゴメス
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Argentoティム・ケルハー
-
Scottディーン・ノリス
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Hellmanネストール・セラノ
-
Tonrayドグ・スピノザ
-
Allenレナード・L・トーマス
-
Farleyスティーブン・リー
-
Nathan Roenickポール・ギルフォイル