交渉人のレビュー・感想・評価
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ケヴィン・スペイシー代表作
この映画で交渉人という存在を知りました。日本人なら皆そうなのでは。
とにかく緊迫感がすごい。そして2人の交渉人、どちらも名優ですね!見入ってしまいます。
吹き替え版のケヴィンスペイシーは大塚芳忠さんはあまりあってない気が。
緊張感のあるストーリー
主人公ダニーに対して十分に感情移入できるようになっているストーリー構成や、ダニーと警察との緊張感のある駆け引きが秀逸な映画。
冒頭から、ダニーが人質交渉人として一つの事件を解決する活躍を見せることで、彼の人となりや能力が分かるようになっている。そして警察基金横領の濡れ衣を着せられ、人々から非難されるに至るまでの過程も十分に時間を取って描写されており、彼の置かれた状況の辛さに同情してしまう。そのため、彼が立てこもり事件を起こすのに対して感情移入できるようになっており、彼を応援するような気持ちで観ることができる。
ストーリーのメインである警察との駆け引きも、緊張感あるシーンが続いてとても面白い。ダニー自身もまた人質交渉のエキスパートであるため、警察のやり口を良く理解している。警察を相手に、事件を自分のペースに持っていくことができていて、彼の交渉術に圧倒される。警察側の指揮系統の乱れによる現場の勝手な行動や、事件解決に向けた考え方についての対立等の人間ドラマも見どころ。
映画全体の演出も秀逸。
夜の時間帯において、ダニーが立てこもるビルに対して照射される光や、ヘリによって巻き起こる強い風が、映画全体を盛り上げる効果を出せている。
人情を感じる映画
5点。
サミュエルもそうだが、スペイシーの名演技が光る。
現実世界の交渉人がどう交渉するのかは知らないが、
知的で温かみのある人でなければできない職業であろう。
最後にどんでん返しがある。
これは映画ならではだが、この展開はおもしろすぎる。
終盤がな...。もうこのへんで終わりそうなところから武力展開してい...
終盤がな...。もうこのへんで終わりそうなところから武力展開していくのがちょっと。もっともっと短くてもいい。
なんかな‥
この状況になったら、嵌められた側が圧倒的に不利だな。組織的だし。
いきなり当局を占拠することになり、何度も裏切りの強行突破が繰り返される展開を飽々しながら観てた。
ハッピーエンドなんかねぇ。
今ひとつハマらなかった。
評価:3.1
命をかけて無実を証明
サミュエル L ジャクソン扮する交渉人刑事ダニーローマンは年金基金横領及び殺人容疑で濡れ衣を着せられた。警察内部の犯行は明らかで、ダニーは如何なる段取りで濡れ衣をはらすのか。
如何に無実だったとしてもこんな騒ぎを起こしたらそれだけでも罪になるのに。命をかけて無実を証明したい一念。窮地に陥っても助けようとする人はいるもんだね。なかなか面白かったよ。
天才交渉人VS天才交渉人、白熱の頭脳戦
【このレビューは書きかけです】
某映画系YouTuberさんが紹介していた作品。ざっくりとしたあらすじを聞いて「面白そう」と思って鑑賞です。
結論ですが、面白かった!!!
数々の凶悪犯罪者を知識と経験で説き伏せてきたベテラン交渉人が相棒殺しの濡れ衣を着せられ、警察署に立て籠りながら真犯人を探す。
結局、交渉してないじゃん?
2人の凄腕交渉人が「交渉」によって、事件を解決する。
っていう映画だと思って観たけど、途中から交渉関係なくなってない?
いや、面白かったけどさ。
いまや、普通に知られてるけど
事件解決には「交渉人」の活躍が不可欠。
そのIQ180の二人の交渉術を見てくれ。
という映画のはず。
でも、突入したがりのベックやFBIは「交渉」できなかったんだよね。
そのあたりから、交渉VS交渉の駆け引きじゃなく
アクションの駆け引きになっちゃった。
アクションシーンが一切なしで、この緊張感や興奮を
味わえてたら傑作だったのに。
ダニーとクリスの交渉と見せかけ、
ダニー&クリスVS真犯人の交渉という
脚本だったら良かったのに。
しかも、その三つ巴の交渉に気づいているのは
ダニーとクリスの二人だけ。みたいなね。
前半の「交渉のセオリー」のノーというワードは禁句とか、
目線が右に動いたらウソとか、
その辺の交渉術をもう少し伏線にして、
最後のフロストのウソをその交渉術で暴くとかね。
素晴らしい脚本
『交渉人』、タイトルに偽りなし
エディーマーフィー『ネゴシエーター』のタイトル詐欺で消化不良もいいところだったので視聴、大満足の出来
あのサミュエル・エル・ジャクソンに
『ユージュアル・サスペクツ』のケビン・スペイシーで役者も超豪華
冒頭の手に汗握る交渉からの、この手の映画で百万回くらい見るハリウッド汚職警官テンプレート展開と思いきや、そこからの怒涛の展開で、主人公のフェイスターン、交渉人対決という展開はかなり熱い
難解さは少なく素晴らしい脚本だった
主人公の無実は視聴者側から見れば分かるわけで
こうした作品で重要な主人公への不信感が不足していたが
途中でそれを補う展開、これがとても良かった
惜しいのはアクション演出部分が少し物足りないかな
意外と低予算っぽい作品
ほとんどの場面は、
主人公が立てこもる事務室と、
警察の司令室で、
アクション映画にありがちなカーチェイスも屋外の銃撃戦もない。
しかも、夜間なのでアラが隠せる。
カネのかかる撮影がごくごく少ないのでは。
それでも脚本、演技、演出が最高なので、
面白い映画に仕上がっている。
見逃せない緊張感あり
次々と展開する立てこもりと、交渉人同士の頭脳戦。強行突破しようとする警察・FBI。ライフルにヘリからの攻撃も加わり一瞬も見逃せない。よくできた映画だった。ビルのセットやビル周辺のシーンとか臨場感あってよかった。
残念なのは、犯人がイマイチ。動機もよくわからないし、最初から怪しさ満点だったので、さらに一ひねりあったら文句なし。ついでに、前日まであれほど仲良しだった仲間をこれほど強硬に否定できるのか? 余りに極端でちょっと違和感あった。
ケビン・スペイシーが颯爽としていかした役。強行を主張するデヴィッド・モース隊長が実はいい奴だったというのも予想外。
そして、ブラウン管デスクトップとフロッピー、この時代を懐かしむ。
二人の交渉人の攻防は、一見の価値があります。
罠による同僚殺人の汚名を晴らすべくビルに籠城した市警交渉人と、交渉に駆り出された別地区の交渉人の攻防を描く物語。
名優サミュエル・L・ジャクソンとケビン・スペイシーの攻防が見どころのサスペンス映画です。
籠城の攻防と、同僚殺人の犯人捜し。二つの主題を上手に織り交ぜながら進めるストーリー展開は見事で、2時間を超える上映時間もまったく気になりませんでした。
籠城戦には、交渉術がふんだんに使われ、狙撃等も含めて緊迫感を醸し出します。
やや籠城になるまでの展開が無理やりだったのが残念なところ。
また犯人特定については、少し雑に感じたのもマイナスでした。
幾つか気になる点もありましたが、それでも、十分に楽しめるサスペンス映画だったと思います。
どこまでも真っ直ぐな駆け引き
冒頭から引き込まれる展開で、交渉人同士の駆け引きも見応えがあって面白い。
所々雑さがあるが、見ていて飽きない。
クライマックス前の絶望感に対してオチが少々弱いようにも思えるが、交渉人同士が上手く絡み合っていい味わいを出していたように思う。
若きサミュエル・L・ジャクソンかっこいい。
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