原始のマン

劇場公開日:

解説

落ちこぼれ高校生2人組と、突然現代に出現した1万年前の原始人が巻き起こす騒動を描く学園コメディ。この作品が監督デビュー作となるレス・メイフィールドと、製作・原案のジョージ・ザルームは、「ロジャー・ラビット」などのメイキング・フィルムや、「ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録」の製作を手掛けたコンビ。エグゼクティヴ・プロデューサーは「サイコ2」のヒルトン・グリーン。脚本・共同原案は「ビルとテッドの大冒険」のショーン・シェップス。撮影はミュージック・ビデオ出身のロバート・ブリンクマン。音楽はJ・ピーター・ロビンソンが担当。主演は「メンフィス・ベル」のショーン・アスティン、「青春の輝き」のブレンダン・フレイザー、MTVの人気司会者のポーリー・ショア。

1992年製作/アメリカ
原題または英題:Encino Man(California Man)
配給:ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン
劇場公開日:1993年5月29日

ストーリー

カリフォルニア州エンシノ市。エンシノ高校に通うデーヴ(ショーン・アスティン)と親友のストーニー(ポーリー・ショア)は何の取り柄もない落ちこぼれ高校生。卒業目前にして、夏になると女の子たちが押しかけるようにと、裏庭にプールを堀り始めた。エンシノ市一帯を大地震が襲ったある日、2人の前に、地中から巨大な氷塊が出現する。その中には人間の姿があり、2人はストーブの熱で氷を溶かそうと、ガレージに氷塊を運んだ。中から現れたのは泥まみれの若い大男だった。彼は1万年前に氷河に封じこめられてしまった石器時代のクロマニヨン人だったのである。デーヴとストーニーは、原始人(ブレンダン・フレイザー)をライターの火で手なずけ、風呂に入れ、服を着せて、エストニアからの交換留学生リンクとして家族に紹介し、次の日、エンシノ高校に潜り込ませることに成功した。2人の目的はリンクをダシにして女の子の人気者になることだったが、リンクは突然壁をよじ登ったり、理科の実験のカエルを食べてしまったり、そうかと思うと踊りのセンスはバツグンで、学園中の注目を集め、デーヴが思いを寄せる幼なじみのロビン(ミーガン・ウォード)も彼と仲良くなってしまう。思惑が外れたデーヴはリンクを遠くの街に置き去りにしようとするが、デーヴを信頼し切っているリンクの姿を見た時、デーヴはストーニーとともにリンクに駆け寄った。3人の間には友情が芽生えていたのだった。プロムの夜、デーブはリンクにロビンと一緒に行くようしむけるが、ロビンに横恋慕するマット(マイケル・デルイーズ)が、リンクの正体を知ってしまう。機転を利かせたデーヴとストーニーは、リンクが原始人だと皆の前で言うが、誰も信用する者はいない。2人は喧嘩の末、マットを負かし、ロビンはリンクために戦うデーヴを見て彼を好きになる。その夜、もう一度地震があり、デーヴの家から今度は女の原始人が…。何と彼女はリンクの恋人だったのだ。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0笑える

2019年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

笑える

 日本語吹替えの方が笑えました。発想や設定は面白いのだが、何故か主人公たちに感情移入できないオバカ映画とも取れる。この手の映画ではもっと笑える工夫をしてもらいたいものだ。

 ラジー賞にノミネートされたポーリー・ショアって何か悪い事でもしたのかな?と演技に注目していたのだが、それほどひどくなかった(笑)原始人役のブレンダン・フレイザーが光っていたな。

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kossy

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