結婚専科

劇場公開日:

解説

サイ・ハワードの脚本をシナトラとマーティンの多くのテレビ・ショウを演出したジャック・ドノヒューが監督したピンク・コメディ。撮影はウィリアム・ダニエルス(「勇者のみ」の製作者の1人でこの映画でも製作を担当)、音楽はネルソン・リドルが担当した。出演は、「脱走特急」のフランク・シナトラ、「ねえ!キスしてよ」のディーン・マーティン、「王様と私」のデボラ・カー、ほかにシーザー・ロメロ、ミシェル・プチ、ジョイ・ランシング、ジョン・マクギバー、など。

1965年製作/アメリカ
原題または英題:Marriage on the Rocks
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1966年1月29日

ストーリー

ダン(フランク・シナトラ)は一流宣伝会社の社長。妻バレリー(デボラ・カー)とは一見睦まじい。副社長のアーニー(ディーン・マーティン)はかつてバレリーに求婚して拒まれたが、ダンとは親友、気ままな独身生活を楽しんでいる。結婚記念日の当日、バレリーはダンとの生活に飽きたから離婚したいと、弁護士に相談していたが、彼は子供たちのことも考えるようにと説得した。ダンはアーニーを招待して晩餐会を開くつもりだが、バレリーはある店で記念日のお祝いをしようと主張する。そこは流行のモンキー・ダンスで店中われるような騒ぎ、ダンは仕事の疲れで先に帰ってしまった。バレリーはその後、アーニーのビーチ・ハウスに行きたいと言いだし、そこで夫との生活に疲れたこと、ダンに思いやりのないこと、などを話すが、アーニーも弁護士と同じように2度目の新婚旅行を勧めた。夫妻は旅行に発った。ところが、旅行先のメキシコで口論、離婚の手続きをとってしまった。が、そこは夫婦、結局はヨリをもどして結婚式をやりなおすことになった。だが急用のできたダンはアーニーをメキシコに送りこんで式の延期を説明させることにした。アーニーは用意の出来た式場に行ったが、世話役の町長に英語が通じない。ために2人は結婚したことになった。バレリーはこれは偶然の結果だが、ダンの気をひく手段だと、彼との生活を始めた。次第にバレリーの状況は不利になってきた。母親はダンの所に越し、ダンはダンサーに想いを寄せられ、そのうえ、先日の旅行で妊娠してしまっていた。感謝祭の夜には子供たちまでダンの所に行きアーニーも去った。バレリーは自分を悔いた。そこへダンが帰って来た。今度こそ教会で素晴しい結婚式を挙げようと誓った。

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