ゲイター

劇場公開日:

解説

バート・レイノルズの初演出した、アメリカ南部に巣食う悪に立ち向かう男を描いたアクション映画で、「白熱(1973)」 で自ら演じたゲイター・マクラスキーを再び登場させる。製作はジュールス・レヴィとアーサー・ガードナー、脚本はウィリアム・ノートン、撮影はウィリアム・フレーカー、編集はハロルド・F・クレス、特殊効果はクリフ・ウェンジャーなど。出演はバート・レイノルズ、ジャック・ウェストン、ローレン・ハットン、ジェリー・リード、アリス・ゴーストリー、ダブ・テイラー、マイク・ダグラス、バートン・ギリアムなど。

1976年製作/109分/アメリカ
原題または英題:Gator
配給:ユナイト映画
劇場公開日:1976年11月6日

ストーリー

近い将来、大統領選に打って出ようとする州知事(マイク・ダグラス)にとって、膝元のダンストン郡の腐敗は頭痛の種だった。悪徳ボス、バマ・マッコール(ジェリー・リード)が市長や警察権力まで手中におさめ、完全に町を牛耳っているのだ。そんな時、腐敗浄化と知事の援助のために乗り込んだ連邦政府の役人アービング・グリーンフィールド(ジャック・ウェストン)は、マッコールの幼な友達で元密造酒屋のゲイター・マクラスター(バート・レイノルズ)が刑務所から仮釈放になったばかりなのを知り、彼を絞め上げて、マッコールの不正の証拠を集めさせることを請け負った。そのゲイターはグリーンフィールド率いる州警察から必死に逃げ出すが、結局は、自由の身と引き換えに渋々引き受けた。グリーンフィールドとゲイターは早速、ダンストン郡に出向いた。そしてゲイターはマッコールと再会したが、悪らつさに怒りを感じるのだった。だがゲイターはマッコールに近づいたまま、不正の証拠を逐一グリーンフィールドに連絡した。一方、ゲイターはマッコールに操られている市長カフリー(ダブ・テイラー)に反感を持つ女性リポーター、アギー(ローレン・ハットン)と、女性運動家エメリン(アリス・ゴーストリー)と知り合った。ゲイターの怒りが爆発したのは、マッコールの異常性愛の犠牲となった16歳の少女を見た時だった。だが、逆に薬を飲まされ、郊外の路上に放り出されてしまった。それに、グリーンフィールドの身元を洗ったマッコールは用心棒のボーンズとスマイリー(バートン・ギリアム)を使って絞めあげ重傷を負わせた。ゲイターが病院にグリーンフィールドを見舞った時、アギーはエメリンが20年間市役所に書類係として勤務していたので、財政帳簿を持ち出せるかもしれない、という情報を告げた。早速、ゲイターとアギーはエメリンに会って彼女の協力をとりつけ、3人は首尾よく帳簿を持ち出した。そして、いつしか愛し合うようになったゲイターとアギーは州警察の救援をあおぐため出かけた。その2人の留守の間に、マッコール一味がグリーンフィールドとエメリンを惨殺、さらにゲイターを襲撃した。だが、ゲイターの超人的な活躍で、見事、地方ボスを一網打尽にしたのだった。

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