劇場公開日:1990年4月20日
解説
南北戦争を舞台に、実在したアメリカ史上初の黒人部隊を描いた戦争ドラマ。アメリカが南北戦争に突入した1860年代初頭。若き北軍大佐ショーは、黒人だけで構成される第54連隊の指揮官に就任する。入隊志願者の多くは南部から逃れてきた元奴隷の人々で、戦闘経験こそないが士気は高い。しかし北軍内部にも根強い人種差別が蔓延しており、必要物資は支給されず、戦闘にも加わることができない。過酷な訓練を続ける中で、ショーは兵士たちとの間に厚い信頼関係を築いていく。やがて、ショーの必死の訴えによりようやく戦闘に参加した彼らは、そこで目覚ましい成果を挙げる。監督は「ラストサムライ」「きのうの夜は…」のエドワード・ズウィック。1990年・第62回アカデミー賞で助演男優賞(デンゼル・ワシントン)、撮影賞、音響賞を受賞した。
1989年製作/122分/アメリカ
原題または英題:Glory
配給:トライ・スター映画=コロムビア/トライ・スター映画
劇場公開日:1990年4月20日
スタッフ・キャスト
- 監督
- エドワード・ズウィック
- 製作
- フレディ・フィールズ
- 原作
- リンカーン・カースティン
- ピーター・バーチャード
- ロバート・グールド・ショー
- 脚本
- ケビン・ジャール
- 撮影
- フレディ・フランシス
- 美術
- ノーマン・ガーウッド
- 衣装
- フランシン・ジェイミソン=タンチャック
- 編集
- スティーブン・ローゼンブラム
- 音楽
- ジェームズ・ホーナー
受賞歴
第47回 ゴールデングローブ賞(1990年)
受賞
最優秀助演男優賞 | デンゼル・ワシントン |
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ノミネート
最優秀作品賞(ドラマ) | |
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最優秀監督賞 | エドワード・ズウィック |
最優秀脚本賞 | ケビン・ジャール |
最優秀作曲賞 | ジェームズ・ホーナー |