グレートロックの決闘
劇場公開日:1963年9月24日
解説
クラレンス・バディントン・ケランドのベスト・セラー小説を「去りゆく男」のラッセル・ヒューズが脚色、「無法街の決闘」のエドウィン・L・マリンが監督した西部劇。撮影は「機動部隊」のウィルフリッド・M・クライン、音楽は「マッコーネル物語」のマックス・スタイナーである。出演者は150本の西部劇に主演して引退を声明した「西部のガン・ベルト」のランドルフ・スコット、「西部のバリケード」のレイモンド・マッシー、新人アデール・ジャーゲンス、S・Z・サコールなど。
1952年製作/アメリカ
原題または英題:Sugarfoot
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1963年9月24日
ストーリー
シュガーフット(ランドルフ・スコット)が除隊後アリゾナのラパスでその町とプレスコという町を往き来している商人ドン(S・Z・サコール)と知り合い、一緒に商売をすることになった。ある日シュガーフットはジャコブ(レイモンド・マッシー)たちにからまれていた酒場の歌手リヴァー(アデール・ジャージェス)を救ったが、そのため彼の恨みを買った。ドンから渡された仕入金4千ドルを仕事でプレスコに行く途中、ジャコブに襲われ、奪われてしまった。友人に助けられ、ドンとともに、プレスコへ向かった。そこでアーサー(ヒュー・サンダース)という同じ商人から共同で仕事をしないかと持ちかけられたが、シュガーフットが断ったため、彼からも敵意を抱かれた。ラパスへ帰った彼はジャコブが大金を奪った証拠をあばき決闘を挑んだ。衆目の前、対立の位置。ジャコブは左手に隠していた短銃でシュガーフットの肩を撃った。苦痛の怒りに彼の拳銃も火を吹いた。友人やリヴァー、ドンの看護で元気になったある日、シュガーフットはリヴァーを訪れたが、そこに悪運強いジャコブとアーサーが現れ、撃ち合いになった。しかし、倒れたのはジャコブに裏切られたアーサーでジャコブもシュガーフットの早撃ちに倒された。シュガーフットは小さな畑を耕し静かに暮らしたいという軍人時代の夢と、美しい女性の心を得たしあわせを心から喜んでいた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- エドウィン・L・マリン
- 原作
- クラレンス・バディントン・ケランド
- 製作
- ソール・アーキンス
- 撮影
- ウィルフリッド・M・クライン
- 美術
- Stanley Fteischer
- 音楽
- マックス・スタイナー
- 編集
- クラレンス・コルスター