暗くなるまで待って
劇場公開日 1968年5月1日
解説
オードリー・ヘプバーンが目の不自由な女性を熱演し、アカデミー主演女優賞にノミネートされたサスペンススリラー。ブロードウェイの同名舞台劇をもとに、「007」シリーズのテレンス・ヤング監督がメガホンをとった。目の不自由な女性スージーの夫サムは、カナダからニューヨークへ帰る途中に知り合った女から人形を預かり自宅に持ち帰る。実はその人形にはヘロインが隠されていた。人形の行方を探す犯罪グループの男たちはサムの自宅を突き止め、留守中に忍び込むが人形は見つからない。スージーの目が見えないことに気づいた男たちは、ひと芝居打って彼女から人形の在り処を聞き出そうとする。
1967年製作/108分/アメリカ
原題:Wait Until Dark
配給:ワーナー・ブラザース映画
スタッフ・キャスト
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最後の15分の緊迫感はヒッチ顔負けです。
ヘップ君は大女優なのに演技力高く、この作品も盲目のヒロインを熱演。
ヤング君は007で鍛えたパッパと要領よく見せる技術が職人的です。
しかし何といっても圧巻はアーキン君。映画史上に残る悪役ぶりはホプキンス君のヘクター博士を凌駕します。
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麻薬取引グループから一方的に預けられた人形をめぐって、盲目の主人公が事件に巻き込まれる話。
目が見えない分、その他の感覚がかなり鋭いため、不可解な行動は全てバレているところがすごい。
ほとんどのシーンが室内なので、画変わりはしないが、スリルが伝わり退屈はしない。
気になったことといえば、
電球を壊して暗闇にして、目が見える人たちより有利な状況を作り出したいなら、全部壊しておけば良いのに、ひとつだけ残しておくという謎。
冷蔵庫が旧式の話や霜取りの話が序盤に出てきたから、ラストシーンでの伏線かと思いきや、全く関係なかったこと。ちゃんと霜取りしなかったせいで電源が落ちる展開にすればよかったのに。
室内でガソリンを撒き散らかしてマッチに何本も火をつけたらさすがに引火するのでは。
2021年8月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
オードリーヘップバーン扮する盲目のスージーが住んでいる家に留守の間に賊が上がり込んでいた。そこへスージーが帰って来た。そして盲目の恐怖にさいなまれる。オードリーヘップバーンは1929年生まれだから38歳の時の作品でさすがに年齢を感じるね。今回の役どころは盲目だから視線を合わせずの演技だったね。それでもやはり愛おしいオードリーだったな。
2021年5月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
これは映画館で観るときっと凄い作品だろうな。終盤放送事故レベルのドキドキ感を味わえるのでは。DVDで観たらちょっとのりきれなかったのとご都合主義的な演出を感じてしまったのでちょい残念。盲目の勇敢な女性を演じたオードリーは素敵でした。
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