クリミナル・ロウ

劇場公開日:

解説

自分が無罪を勝ち取ったレイプ殺人犯に、自らの有罪ばかりか共感をも露骨に示され、苦悩する弁護士を描くサイコ・サスペンス。監督はマーティン・キャンベル。製作はロバート・マクリーンとヒラリー・ヒース。エグゼクティヴ・プロデューサーは「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」など刑事アクションを得意とするジョン・デイリーとデレク・ギブソン。脚本はローレンス・カスダンの実弟マーク・カスダン。撮影はフィル・メヒュー。音楽はジェリー・ゴールドスミスが担当。ビデオタイトル「灰色の容疑者」。

1989年製作/105分/アメリカ
原題または英題:Criminal Law
配給:丸紅
劇場公開日:1991年3月23日

ストーリー

ボストンの有能な弁護士ベン・チェイス(ゲイリー・オールドマン)は詭弁というべき第を弄して婦女レイプ殺人で起訴されていた名家の息子マーティン・ティール四世(ケヴィン・ベーコン)を無罪にした。女刑事のスティルウェル(テス・ハーパー)はベンのことを、かつては検察官として正義のみを追い求めていたが、今はゲームのように勝って楽しんでいると非難した。マーティンが釈放されると、再び同じ手口の殺人事件が発生した。それについて相談したいとマーティンから深夜の呼び出しを受けたベンを待っていたのは、レイプされた女の焼死体だった。警察に通報しようと、現場の公園近くの若い女の家の戸を叩いたベンは、その女性エレーン(カレン・ヤング)の親友が被害者であることを知った。翌日、マーティンの屋敷を訪ねると、彼はベンに自らが犯人であるとほのめかした。そして、再逮捕に備えてベンに再び弁護するよう依頼した。ベンはこの話をスティルウェルに通告し、事件当夜在宅中だったというマーティンのアリバイを崩そうと、屋敷に潜り込む。屋敷にはあずま屋に通じる秘密の通路があったが、彼の潜入を予期していたマーティンは、その通路は密売をしていた一世が作ったのだと言った。次の日、あずま屋が火事になり、通路はメセル刑事(ジョー・ドン・ベイカー)にバレてしまう。マーティンはベンに放火は自分がやったと挑戦するように言った。さらに、すべては復讐のためであるとも述べた。ベンはマーティンの母親(エリザベス・ジュバード)が産婦人科であると気づき、彼女から、マーティンは望まない子供で、彼は母が自分を堕胎するつもりであったことを知っていると話した。一世は通路を抜け出し、世の人々を粛清し続けていたのだ。事件に深入りする間にベンの恋人になっていたエレーンは、マーティンの母親の病院に侵入し、殺された親友や被害者の女性が皆、堕胎していたことをつきとめた。しかし、そのとき、マーティンにが現れエレーンを襲った。ベンは彼女を助け、裁判所でスティルウェルとマーセルと共に、マーティン逮捕の策を練る。その後、マーティンはベンのところへやってきて、自分を殺してくれと銃を渡した。ベンは殺人鬼を撃つことができず、代わりにマーセルを殺されたスティルウェルがマーティンを射殺するのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0弁護士のリスク

2016年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

サイコパス犯罪の被告(ケビン・ベーコン)を証拠がないことから、無罪を勝ち取る弁護士が主人公(ゲーリー・オールドマン)。
ところが被告が犯人だったため命を狙われることに。
弁護を引き受けながら有罪に持っていこうとする話には無理がある

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