クライ・ベイビー
劇場公開日:1991年7月20日
解説
カルト・ムービーの傑作「ピンク・フラミンゴ」で知られるジョン・ウォーターズが、監督したミュージカル・ラブ・コメディ。製作はレイチェル・タラレイ。エグゼクティブ・プロデューサーはジム・エイブラハムズとブライアン・グレイザー。撮影はデヴィッド・インスレー。音楽はパトリック・ウィリアムス。ミュージック・スーパー・バイザーは「フットルース」「フラッシュダンス」のベッキー・マンクーソと「ペギー・スーの結婚」のティム・セクストン。編集はジャニス・ハンプトン。主演は、「シザーハンズ」のジョニー・デップとこれが初主演となるエイミー・ロケイン。共演は、「初恋物語」のスーザン・ティレル、イギー・アンド・ストゥージスのリードヴォーカルをつとめるイギー・ポップ、「ヘアースプレー」のリッキー・レイク、ポルノ界の女王トレイシー・ローズなど。
1990年製作/アメリカ
原題または英題:Cry-Baby
配給:ヘラルド
劇場公開日:1991年7月20日
ストーリー
1954年、ボルチモア。お金持ちグループ<スクエアズ>のお嬢様アリスン(エイミー・ロケイン)と、不良グループ<ドレイプス>の青年クライ・ベイビー(ジョニー・デップ)は、予防注射の席で恋に落ちた。アリスンのボーイフレンド、ボールドウィンとアリソン家のおばあさんは、二人を引き離そうと躍起になるがうまくいかない。そのうちダンス・パーティーの夜がやってきて、すっかりクライ・ベイビーに感化されたアリソンはロカビリーをデュエットで熱唱してしまう。怒った<スクエアズ>はパーティー会場に殴り込みをかけ、混乱の中、逮捕されたクライ・ベイビーは感化院へ送られた。その上、クライ・ベイビーの子供がお腹の中にいるというイカレた女の証言もあいまって、アリソンの心はクライ・ベイビーから離れそうになった。クライ・ベイビーは悲しみに打ちひしがれながら涙の滴のイレズミを彫った。<ドレイプス>はアリソンを誘拐し、おばあさんも味方に引き入れて、感化院へ直行。クライ・ベイビーの釈放を求めて塀の外からラブコールを送った。みんなの情熱にほだされた判事は、クライ・ベイビーを出所させる。<スクエアズ>対<ドレイプス>はチキン・ゲームで勝負をつけることになり、クライ・ベイビーは見事勝って涙を流すのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジョン・ウォーターズ
- 脚本
- ジョン・ウォーターズ
- 製作総指揮
- ジム・エイブラハムズ
- ブライアン・グレイザー
- 製作
- レイチェル・タラレイ
- 撮影
- デイヴィッド・インスレー
- 音楽
- パトリック・ウィリアムズ
- 編集
- ジャニス・ハンプトン
- 字幕
- 石田泰子