クイックシルバー

劇場公開日:

解説

時速70キロ以上で車があふれる街を駆けぬける自転車によるメッセンジャー青年の青春を描く。製作はマイケル・ラックミルとダニエル・メルニック、監督・脚本は「摩天楼ブルース」などの脚本を執筆し今作が監督第1作のトーマス・マイケル・ドネリー、撮影はトーマス・デル・ルース、音楽はトニー・バンクス、美術はジェームズ・シャナハンが担当。出演はケヴィン・ベーコン、ジャミー・ガーツ、ポール・ロドリゲスほか。

1985年製作/アメリカ
原題または英題:Quicksilver
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1986年10月18日

ストーリー

株式仲買人のジャック(ケヴィン・べーコン)は、その日、まったくついてなかった。自分の全財産はおろか、両親の資金まですってしまったのだ。路頭に迷った彼は、人生をやり直すべく自転車によるメッセンジャー会社“クイックシルバー”に入社した。自慢のヒゲをそり落とし、ビジネス・スーツからジーンズに袖なしシャツと、スタイルもがらりと変わった。そして、倉庫のようなアパートでバレリーナのランド(ホイットニー・カーショー)と同棲しながら、毎日、街中を自転車で走りまわった。同僚はみんな自転車の曲乗りが大好きな、気のいい若者たちばかり。株式取引所の気取った連中とは大違いだ。新入りのテリー(ジャミー・ガーツ)と顔を合わせるのも楽しみだった。そんなある日、仲間のブードゥー(ローレンス・フィッシュバーン)が何者かに車でひき殺された。だが、ジャックは犯人はならず者のジプシー(ルディ・ラモス)だということを知っていた。ジプシーはまたテリーにも言い寄っていた。彼女がジャックと親しいことから、ジプシーとジャックの敵対心がますますつのっていった。やがて来るべき時がやってきた。テリーがジプシーの車に引きずり込まれたのだ。だが、テリーはジプシーの手から必死に逃れた。怒り狂ったジプシーは野獣のように彼女を追い続ける。進退きわまったテリーはジャックのアパートに逃げ込んだ。ジャックはテリーを保護すると愛用の自転車でジプシーをさそい出した。坂道で、路地で、自転車と車の息づまるチェイスが展開された。ジャックは駐車場のビルに逃げ込んだ。追うジプシー。だが、小廻りのきかない車は勢いづいてビルから落下していった。

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