恐怖への旅

劇場公開日:

解説

第2次大戦下のトルコを舞台に、武器援助に関する秘密を持つ男が巻き込まれる陰謀を描くサスペンス。エリック・アンブラーの同名小説の映画化で、製作はオーソン・ウェルズ、監督はノーマン・フォスター、脚本・主演はジョセフ・コットンとウェルズ、撮影はカール・ストラッス、音楽はロイ・ウェッブが担当。

1943年製作/アメリカ
原題または英題:Journey into Fear
配給:IP映画
劇場公開日:1989年1月21日

ストーリー

第2次世界大戦下のトルコ。軍事兵器を扱う企業に勤め、武器援助に関するトルコ政府との取り決めを終えたアメリカ人エンジニア、グレアム(ジョセフ・コットン)にとって、明朝は妻ステファニー(ルース・ウォリック)と帰国の途につく予定であった。その午後、トルコ支社員コペイキン(エヴェレット・スローン)に誘われるままホテルのバーにつきあったグレアムは、マジック・ショーにかつぎ出され、そこでマジシャンの殺害を目撃する。しかしそれは明らかに彼を狙ったものであった。やがてトルコ秘密警察の総帥ハキ大佐(オーソン・ウェルズ)に助けを求めたグレアムは、妻にも別れを告げられぬまま、半ば大佐の強制的命令によって深夜出帆の貨物船に乗せられ、逃亡をはかる。船には先程のバーで知り合ったダンサーのジョゼット(ドロレス・デル・リオ)のほかにバーで彼を狙った巨漢の男もいた。グレアムは船長に助けを求めるが取りあってはもらえず次第に袋小路に追い込まれてゆく…。

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