奇蹟の輝き
劇場公開日:1999年6月5日
解説
あえなくも地獄に落とされた愛する妻を救うべく天国を抜け出した男の冒険をSFXを駆使した驚異の映像で綴ったファンタジー。「ヘルハウス」「ある日どこかで」で知られる作家リチャード・マシスンの同名小説(創元推理文庫刊)の映画化で、監督には「心の地図」のヴィンセント・ウォードがあたった。脚本は「レインマン」「ベスト・フレンズ・ウェディング」のロン・バスが担当。製作はスティーヴン・サイモン、バーネット・デイン。製作総指揮はバスと、テッド・フィールド、スコット・クループ、エリカ・ヒギンズ。撮影は「心の地図」「鳩の翼」のエドゥアルド・セラ。音楽は「リーサル・ウェポン4」のマイケル・ケイメン。美術は「恋の闇 愛の光」のイウジニオ・ザネッティ。編集は「インデペンデンス・デイ」のデイヴィッド・ブレナー、メイシー・ホイ。衣裳は「リチャードを探して」のイヴォンヌ・ブレイク。SFXはジョエル・ハイネックとニコラス・ブルックスのヴィジュアル・エフェクツ監修の元、視覚効果デザインをPOPフィルムが担当。出演は「フラバー」のロビン・ウィリアムス、「リトル・シティ 恋人たちの選択」のアナベラ・シオラ、「恋愛小説家」のキューバ・グッディング・Jr.、「第七の封印」「ジャッジ・ドレッド」の老優マックス・フォン・シドー、「エンド・オブ・バイオレンス」のロザリンド・チャオ、「マンハッタン花物語」のジェシカ・ブルックス・グラント、本作がデビューとなるジョッシュ・パドックほか。
1998年製作/114分/アメリカ
原題または英題:What Dreams May Come
配給:日本ヘラルド映画配給(松竹提供)
劇場公開日:1999年6月5日
ストーリー
医師のクリス(ロビン・ウィリアムス)は愛する妻アニー(アナベラ・シオラ)と二人の子供イアン(ジョッシュ・パドック)とマリー(ジェシカ・ブルックス・グラント)に恵まれて、幸せな日々を送っていたが、ある日不慮の事故で子供たちを失い、悲しみに沈む。ほどなく、彼自身も事故で命を落とし、天国へと召された。かつての恩師アルバート教授(キューバ・グッディング・Jr.)と出会い、彼に導かれてロマンティックな天国で歓喜に浸るクリスだったが、地上では子供と夫に先立たれたアニーが悲しみのあまり自殺してしまった。自殺した者は地獄へと落とされてしまう。これを知ってショックを受けた彼はアニーを救うために天国を出て地獄へと旅立つ決心をする。アルバートは彼を死後の世界の道案内人トラッカー(マックス・フォン・シド)の元へ連れて行く。案内人はクリスにアニーはクリスに会っても彼が誰か分からないだろうと告げるが、クリスの決意は固い。クリスは地獄の世界でアニーを探し求め、ついに彼女を見つけるが、アニーはやはり彼が誰か分からなかった。だが、アニーを思うクリスの愛が奇蹟をもたらすのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ビンセント・ウォード
- 脚本
- ロナルド・バス
- 原作
- リチャード・マシスン
- エグゼクティブプロデューサー
- ロナルド・バス
- テッド・フィールド
- スコット・クルーフ
- エリカ・ハギンズ
- 製作
- スティーヴン・サイモン
- バーネット・デイン
- 撮影
- エドゥアルド・セラ
- 美術
- ユージニオ・ザネッティ
- 音楽
- マイケル・ケイメン
- 編集
- デビッド・ブレナー
- メイジー・ホイ
- 衣装デザイン
- イボンヌ・ブレイク
- 視覚効果デザイン
- ポップ・フィルム
- 視覚効果監修
- ジョエル・ハイネック
- ニコラス・ブルックス
- 字幕
- 戸田奈津子