華麗なる週末
劇場公開日:1969年12月20日
解説
ノーベル文学賞作家、ウィリアム・フォークナーの同名小説を「肉体の遺産」でフォークナー作品を手がけたアーヴィング・ラヴェッチとハリエット・フランク・ジュニア夫妻が脚色。「女狐」のマーク・ライデルが監督した。撮影をリチャード・ムーア、音楽をジョン・ウィリアムス(2)、美術をチャールズ・ベイリーとジョエル・シラーがそれぞれ担当した。製作は、アーヴィング・ラヴェッチとアーサー・クレーマーが担当。出演は「ブリット」のスティーブ・マックイーン、「かわいい女」のシャロン・ファレル、「真夜中のカーボーイ」のルース・ホワイト、「コマンチ族の怒り」のウィル・ギア、「アメリカの影」のルパート・クロス、「情熱の狂奏曲」のファノ・ヘルナンデス、「波止場」のクリフトン・ジェームズ、ミッチー・ボーゲル少年など。テクニカラー、パナビジョン。1969年作品。
1969年製作/アメリカ
原題または英題:The Reivers
配給:東和
劇場公開日:1969年12月20日
ストーリー
20世紀初めのアメリカ南部の町。11歳のルーシァス(ミッチー・ボーゲル)は朝から落ち着かない。“ボス”と呼ばれる祖父(ウィル・ギア)が、町ではじめて車を買ったのだ。使用人のブーン(スティーブ・マックイーン)、黒人のネッド(ルパート・クロス)も興奮気味だ。そんなある日、祖父たちは親戚の葬式のため、ルーシァス、ブーン、ネッドを残し出かけることになった。祖父は3人に、車に乗ることを禁ずると言い渡していった。しかし、そんな禁句もなんのその、ブーンは、ルーシァス、ネッドと共に、メンフィスへドライブとしゃれこんだ。メンフィスで3人は、ブーンのなじみの女コリー(シャロン・ファレル)のいる娼家に宿をとった。何も知らぬルーシァスは、コリーの美しさに驚き、いっぺんで好きになってしまった。一方、ネッドは、インチキ話に乗せられて、車と駄馬を交換してしまった。怒ったブーンは、やっとのことで車をとり返した。このメンフィス行きは祖父たちにバレたが、ルーシアァスにとっては、忘れられぬものとなった。そしてルーシアァスに慕われたコリーは、娼家から出てブーンの幸福な妻となった。(東和配給*1時間48分)
スタッフ・キャスト
- 監督
- マーク・ライデル
- 脚本
- アービング・ラベッチ
- 原作
- ウィリアム・フォークナー
- 製作
- アーサー・クレーマー
- 撮影
- リチャード・ムーア
- 美術
- チャールズ・ベイリー
- ジョエル・シラー
- 音楽
- ジョン・ウィリアムズ
受賞歴
第42回 アカデミー賞(1970年)
ノミネート
助演男優賞 | ルパート・クロス |
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作曲賞(ミュージカルを除く) | ジョン・ウィリアムズ |
第27回 ゴールデングローブ賞(1970年)
ノミネート
最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) | スティーブ・マックィーン |
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最優秀助演男優賞 | ミッチー・ボーゲル |