怪談 呪いの霊魂

劇場公開日:

解説

エドガー・アラン・ポー原作の「幽霊屋敷」をチャールズ・ビューモントが脚色、「古城の亡霊」のロジャー・コーマンが製作・監督した怪奇映画。撮影はフロイド・クロスビー、音楽はロナルド・スタインが担当した。出演はヴィンセント・プライス、デブラ・パジェットほか。

1964年製作/アメリカ
原題または英題:The Haunted Palace
配給:大蔵映画
劇場公開日:1965年6月1日

ストーリー

数百年前のニューイングランド。アーカム城の城主ジェゼフ(ヴィンセント・プライス)は死人を甦らせるという噂が流れていた。村人たちはジョゼフを悪魔の化身と思い込み火刑にしてしまった。それ以後村では不具の子がたくさん生まれ、霊魂のたたりだといわれるようになった。数十年がすぎ、平和になった村にジョゼフの孫チャールズ( ヴィンセント・プライス、2役)が妻アン(デブラ・パジェット)と共にやってきた。夫妻は城へ行き生活を始めたがある夜ジョゼフの霊魂がチャールズにのりうつった。昔の下男たちも甦り、かつてジョゼフの火刑に加担した者はみな復讐された。怒った村人たちは城に乗り込み、火をつけた。正気にもどったチャールズはアンと共に村人たちに救け出され、ジョゼフの呪いの霊魂も炎の中に永遠に消え去った。

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