踊る大紐育
劇場公開日:1951年8月24日
解説
「踊る海賊(1948)」のアーサー・フリードが製作しジーン・ケリイが主演と共同監督を受け持つ1949年度色彩ミュージカル。アドルフ・グリーンとベティ・カムデンの原作音楽劇から原作者が脚色しケリイとともに振付家スタンリー・ドーネンが監督している。撮影は「大編隊」のハロルド・ロッソン、音楽は舞台におけるレナード・バーンスタインのバレエ音楽からレニイ・ヘイトンが監督している。主演はジーン・ケリイのほか、「奇蹟の鐘」のフランク・シナトラ、「イースター・パレード」のアン・ミラア、ベテイ・ガアレット、ヴエラ・エレン、ジュールス・マンシュインらの舞台人が活躍する。
1949年製作/アメリカ
原題または英題:On the Town
配給:セントラル
劇場公開日:1951年8月24日
ストーリー
24時間の休暇をもらった3人の水兵ゲイビイ(ジーン・ケリイ)チップ(フランク・シナトラ)オジイ(ジュールス・マンシュイン)は紐育見物としゃれたが、ゲイビイはポスターの女アイヴィ(ヴエラ=エレン)に惚れ込み、ポスターの示す通り博物館に出かけた。館の教授クレア(アン・ミラア)はオジイに大変な思召し、チップはタクシーの女運ちゃんブランヒルド(ベティ・ガアレット)から熱を上げられた。やっとシンフォニー・ホールでアイヴィをみつけたゲイビイが、嬉しがったのも束の間、たちまち女は消えてしまった。が、彼女は踊子の身を恥じてコニイ・アイランドの舞台に逃げていたのだ。見世物小屋ではブランヒルドを車持ち逃げ犯人と思いこんで追って来た警官隊が6人と衝突、大騒ぎになるが、クレアの機智と警官の粋を利かした計らいで、すべてはうまくおさまった。翌朝、帰営する3人の水兵に、女3人は熱い接吻を贈って別れを惜しんだ。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジーン・ケリー
- スタンリー・ドーネン
- 脚色
- アドルフ・グリーン
- ベティ・コムデン
- 原作戯曲
- アドルフ・グリーン
- ベティ・コムデン
- 原案
- ジェローム・ロビンス
- 製作
- アーサー・フリード
- 撮影
- ハロルド・ロッソン
- 美術
- セドリック・ギボンズ
- ジャック・マーティン・スミス
- 音楽監督
- レニー・ヘイトン
- 音楽
- レナード・バーンスタイン
受賞歴
第22回 アカデミー賞(1950年)
受賞
作曲賞(ミュージカル) | ロジャー・イーデンス レニー・ヘイトン |
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